岩波ジュニア新書<br> 読みたい心に火をつけろ!―学校図書館大活用術

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岩波ジュニア新書
読みたい心に火をつけろ!―学校図書館大活用術

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005008551
  • NDC分類 K017
  • Cコード C0237

出版社内容情報

学校図書館には多様な注文をもった生徒達が日々やってくる.学校司書として生徒の「読みたい」に応える様子を紹介.同時に,本を読む楽しさや意義を豊富な実践をもとに語る.

内容説明

「何かおもしろい本ない?」「調べ学習の資料が見つからない…」等々、学校図書館には多様な注文をもった生徒たちがやってきます。そんな生徒の「読みたい!」「知りたい!」に応える様子を具体的なエピソードとともに紹介します。同時に、長年学校司書として活躍してきた著者が、本を読む楽しさや意義をビブリオバトル等、豊富な実践をもとに語ります。

目次

1章 何かお探しですか?(ある日の図書館で;どんな本を読んだらいいですか? ほか)
2章 学校全体で「読む」を育む(ビブリオバトルとの出会い;ビブリオバトルって何? ほか)
3章 地域で「読む」を支える(埼玉県の高校司書になる;埼玉県の高校図書館 ほか)
4章 人と本がつながると、人と人がつながる(司書採用試験を再開したい!;埼玉県高校図書館フェスティバルのはじまり ほか)
5章 「読む」ことって何だろう?(本のはじまり;司書は本好き!? ほか)

著者等紹介

木下通子[キノシタミチコ]
1964年東京都生まれ。東洋大学2部国文学科在学中の1985年に埼玉県の司書採用試験に合格し埼玉県の高校司書となる。現在、埼玉県立春日部女子高校主任司書。ビブリオバトル普及委員、埼玉県高校図書館フェスティバル実行委員長、学校図書館問題研究会事務局次長。図書館関係の研究会の活動に携わるほか、3人の子どもの子育てに奮闘中で、助産院での出産経験を機に、地元で友人とサークルを立ち上げ、子育て支援や若者支援の活動に関わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

87
分類017。司書お仕事本。埼玉県の高校の学校司書である著者が日頃の業務や、司書あるあるを語る。「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本」についてやビブリオバトルの取り組みについても詳しい▽[1章:何かお探しですか?]図書館は成長する有機体[2章:学校全体で「読む」を育む]ビブリオバトル[3章:地域で「読む」を支える]授業コラボ、書店コラボ[4章:人と本がつながると、人と人がつながる]フェスティバル、イチオシ本[5章:「読む」ことって何だろう?]「環世界」の概念。本を読むのには練習が必要。まずは居場所に。2023/08/29

いちろく

60
埼玉県の公立高校図書館司書さんによる学校図書館活用ガイド。ただ、私には長年疑問だった埼玉県の図書館サービスの充実振りが納得出来た点が思わぬ収穫。都道府県や区市町村毎に図書館の細かい仕組みやルールが違う事は元々知っていた。これまで在住した都県の中でも、埼玉県の図書館サービスが利用者に優しかった印象はあった。東京都や他の県で出来なかった事も、当時利用していた埼玉県内の図書館では出来た事も実際にある。それは、司書さん達の努力の結果であった事をこの本を通じて知った。当時お世話になった司書さん達に会いたくなった。2017/11/17

ナミのママ

50
仕事関連の調べもの以外に関わったことのない図書館司書。趣味ではGoogleやAmazonを利用して検索してしまう。図書館司書と上手にお付き合いしている本好きさんから教えてもらった本。埼玉の高校で学校司書をしている著者。学校図書館の活用の仕方がメインにも感じたが知らないことばかりだった。そもそも通っていた高校の図書室はほとんど開いていなかったし一度も利用しなかった。当時、このような司書のいる図書室だったら読むだけでない利用ができた事だろう。専門職・研究者を大切にする、長い目で見れる優しさが欲しい。2022/08/20

chiaki

37
生徒の心に寄り添う学校図書館の司書(筆者)はカウンセラーのようだ。そして、司書と生徒、教員らが本を介して活発にやりとりをするこんな学校図書館が存在することに、強い衝撃を受けた。レファレンスやリクエストのみならず、他校図書館や公共図書館との相互協力など公立図書館と大差のないサービス提供に驚かされる。読書離れが囁かれる今だが、こんな学校図書館や司書が増えれば未来は変えられるんじゃないかとさえ思う。筆者の埼玉県は読書教育に長く力を入れて取り組んでいるよう。居住する地域によって差があるのは、なんとも悔しい。2017/12/20

takeapple

36
埼玉県立春日部女子高の司書、木下通子さんが、学校図書館に司書がいるとどんなにすごいか、ご自分の経験をもとに書かれた本。学校図書館の歴史や埼玉県の学校図書館が取り組んでいること、おすすめの本、木下さんの生き方を熱い語り口で味わうことができる。全部の学校図書館に木下さんのような司書がいたらどんなに学校が楽しくなるだろう。本を愛する全ての人に読んで欲しいです。2017/07/07

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