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プラネタリウム男(講談社現代新書 2374)

大平 貴之  著

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価格 \880(税込)         

発行年月 2016年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 269p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/理工学/天文学/天文学一般・その他
ISBN 9784062883740
商品コード 1020738325
NDC分類 440.76
基本件名 プラネタリウム
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2016年07月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2016/07/03、朝日新聞 2016/07/24、読売新聞 2016/08/28
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020738325

著者紹介

大平 貴之(著者):プラネタリウム・クリエーター。小学生の頃からプラネタリウムの自作に取り組み、 大学時代に、アマチュアでは例のないレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」の開発に成功。就職後も製作を続け、 1998年にこれまでの100倍以上にあたる170万個の星を映し出すMEGASTARを国際プラネタリウム協会ロンドン大会で発表し、話題に。2004年には日本科学未来館と共同開発した、 投影星数560万個のMEGASTAR-II cosmos がギネスワールドレコーズに認定された。セガトイズと共同開発した世界初の光学式家庭用プラネタリウム「HOMESTAR」シリーズは世界累計100万台を超える大ヒット商品と なる。 2008年6月には投影星数2200万個のSUPER MEGASTAR-IIを発表。2011年5月にはエストニアのタルトゥに360度全天球プラネタリウムを設置するなど海外でも活躍。2012年4月には全く新しい投影方式であるMEGASTAR-FUSIONを開発し、かわさき宙と緑の科学館に設置した。 信条は、「人間は可能は証明できるが不可能は証明できない」

内容

個人製作は不可能といわれたレンズ式のプラネタリウムを、大学生にして独力で完成させ、ソニーに就職後も、二足の草鞋で、当時、投影恒星数世界最多、重さ30キロの移動式プラネタリウム「メガスター」を開発した天才技術者、大平貴之。人間関係が苦手で、周囲と衝突を繰り返し、ソニーを飛び出した大平は、既存メーカーとの熾烈な開発競争などの苦難に直面しつつも、世界最先端の独創的なプラネタリウムを次々に作り出していく


世界最先端のプラネタリウムを作り続ける独創的な技術者、大平貴之氏の波瀾万丈な一代記。小学生の頃、プラネタリウムの魅力に取り憑かれ、紙に塗った夜光塗料を部屋に貼り付けて星空を再現したことを皮切りに、自作でプラネタリウム作りを始める。大学生だった1991年、個人製作は不可能といわれたレンズ式プラネタリウム「アストロライナー」を完成し、全国各地で上映され話題になる。
ソニーに就職後も、二足の草鞋で、プラネタリウム製作を続け、1998年には、170万個もの星を投影でき、重さ30キロの移動式プラネタリウム「メガスター」を、2003年には、投影可能な星の数を410万個に増やした「メガスター2」を完成させた。同年、ソニーを退職、フリーとなる。その後も、日本科学未来館の「メタスター2 コスモス」を導入し、二大メーカーによる寡占が進んでいた常設館市場に風穴を開けた。世界初のデジタルプラネタリウムと光学式プラネタリウムを融合させた「FUSION」や世界最多となる 10 億個以上の星を投影可能な「MEGASTAR」用超精密恒星原板「GIGAMASK」を開発するなどその活躍はとどまることを知らない。「下町ロケット」の主人公を彷彿させる、熱い技術者の物語

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