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茶の世界史~中国の霊薬から世界の飲み物へ~ 新装版
ビアトリス・ホーネガー
著
平田 紀之
翻訳
発行年月 |
2020年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
283p,13p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784560097601 |
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商品コード |
1031443064 |
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NDC分類 |
383.889 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2020年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031443064 |
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著者紹介
ビアトリス・ホーネガー(著者):ロサンゼルス在住。ローマ大学歴史・哲学科で修士号を取得。本書の原書の刊行(2006年)がきっかけとなり、09年にUCLAファウラー美術館で開かれた展覧会Steeped in History: The Art of Teaのゲストキュレーターを務めた。
平田 紀之(翻訳):1946年東京生まれ。横浜市立大学卒。翻訳家・編集者。主要訳書に『シャンパン歴史物語』(白水社)がある。
内容
お茶を愛するすべての人のための歴史=物語
ポスト・コロニアルな問題意識とお茶への愛とに裏打ちされた、豊穣な東西文化史。
第一部「東から」は古代中国における茶の起源に始まり、唐代以降の喫茶文化の興隆、日本への伝播と茶の湯の誕生までをたどる。第二部「西へ」は西欧列強のアジア進出から西欧への茶の紹介、イギリスにおける茶貿易の赤字解消が発端となったアヘン戦争、植民地インドでの茶の栽培などを描く。東西文化の遭遇と対立、とくに西欧によるアジアの収奪が、茶文化と茶経済の変容をとおして語られる。第三部では、茶にまつわる話題が小気味よく紹介され、茶の木の発見、ティーバッグやアイスティーの誕生の逸話、茶の種類や、水の重要性などがとりあげられる。最後の第四部では、表題「茶の現在――人々と地球」が表わすとおり、植民地主義によって始まった、商行為における不公正の問題にどう取り組むべきか、茶プランテーションの化学農業によって死んでしまった土壌をどうすべきか、といった今日的な問題に焦点があてられる。
われわれに親しみのある飲み物の歴史が豊富な資料をもとに詳述されており、まずはお茶を淹れて、じっくり繙きたい1冊。