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マーチン・ヒューイット~完全版~

アーサー・モリスン  著

平山雄一  翻訳
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価格 \7,480(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 605p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784861828553
商品コード 1033316454
NDC分類 933.6
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参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033316454

著者紹介

アーサー・モリスン(著者):(Arthur George Morrison)1863年、ロンドンのポプラー生まれの編集者、ジャーナリスト、作家。「新リアリズム」の旗手と目され、ロンドンのスラム街の生活を硬派の筆で記録した作品を評価された。「シャーロック・ホームズ」シリーズが執筆されなかった1894年から1903年のあいだに、「ストランド・マガジン」、「ウィンザー・マガジン」、「ロンドン・マガジン」の各誌に「マーチン・ヒューイット」シリーズを連載。中国や日本の絵画コレクターとしても知られ、コレクションを大英博物館に寄贈した。マーチン・ヒューイット・シリーズ以外の作品に、短篇集THE DORRINGTON DEEDBOX (1897、一部邦訳あり)、THE GREEN EYE OF GOONA (1904、邦訳は『緑のダイヤ』延原謙訳、博文館)などがある。1945年逝去。
平山雄一(翻訳):(ひらやま・ゆういち)1963年、東京都生まれ。東京医科歯科大学大学院歯学研究科修了、歯学博士。日本推理作家協会、『新青年』研究会、日本シャーロック・ホームズ・クラブ、ベイカー・ストリート・イレギュラーズ会員。著書に、『明智小五郎回顧談』(ホーム社)、『江戸川乱歩小説キーワード辞典』(東京書籍)など。訳書に、ジャック・フットレル『思考機械【完全版】』(全二巻)、バロネス・オルツィ『隅の老人【完全版】』(以上作品社)、ファーガス・ヒューム『質屋探偵ヘイガー・スタンリーの事件簿』(国書刊行会)など。監訳書に、マティアス・ボーストレム『〈ホームズ〉から〈シャーロック〉へ 偶像を作り出した人々の物語』(作品社)がある。

内容

バロネス・オルツィの「隅の老人」、ジャック・フットレルの「思考機械」と並ぶ“シャーロック・ホームズのライバル”「マーチン・ヒューイット」。原書4冊に収録されたシリーズ全25作品を1冊に集成! 本邦初訳作品も多数! 初出誌の挿絵165点を完全収録! 初出誌と単行本の異同もすべて記録! マーチン・ヒューイットは、ホームズの「ライヴァル」というよりも、ホームズ・シリーズが「最後の事件」をもって「ストランド・マガジン」の連載を終了したあと、その穴を埋めるべく連載が始まったものなので、「シャーロック・ホームズのピンチヒッター」と呼んだほうがいいのかもしれない。挿絵も、ホームズと同じくシドニー・パジェットが担当し、描かれたマーチン・ヒューイットの姿形がホームズの兄マイクロフト・ホームズにそっくりで、しかも氏名の頭文字がどちらも「M・H」だったので、二人は同一人物なのではないかという奇説まで飛び出した。 マーチン・ヒューイット・シリーズは、全四冊の単行本からなっている。 幸い、すべての作品がこれら四冊の単行本に収録されているので、多くが単行本未収録だった「思考機械」とは違って、楽に作品を蒐集することができた。また「隅の老人」のような大幅な書き換えもなく、三つの中では訳出する上で一番苦労が少なかったかもしれない。だが、最初の二冊の収録作には既訳が多くあるものの、あとの二冊はほとんど手つかずで、特に『赤い三角形』は本書がすべて本邦初訳である。(平山雄一「訳者解説」より)

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