岩波講座 マルチメディア情報学〈9〉情報の創出とデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784000109697
  • NDC分類 548.08
  • Cコード C3355

出版社内容情報

「マルチメディア」が時代のキーワードとして使われる今日,情報のコンテンツの役割がますます重要になってきている.本講座では情報の基本概念から始め,マルチメディアコンテンツに関わるさまざまな技術・システムを整理し,体系化してわかりやすく解説する.そしてこれらの技術を基盤とした高度なマルチメディア情報の応用を探る.

内容説明

適切なユーザインタフェースや情報通信ネットワーク環境によって、人間の認識や行動に沿って自然に情報を扱えるような環境が得られれば、情報は自ずから創出されると言っても過言ではない。人間は適切な環境に置かれれば、情報を創出し、共有して生きる動物だからである。そうした環境をいかにデザインするかが、情報の創出を方向づける。創出もデザインも、与えられた刺激に対する受動的な行動ではなく、創り出す情報に価値を見出す積極的な行動、つまり「活動」としてはじめて意義がある。本書は、人間と技術が相補い、時には矛盾しあいながら、新しい情報を創造するための「活動」に関する本である。

目次

1 情報編集とヒューマンインタフェース(ヒューマンインタフェースとは?;コンピュータのインタフェースの歴史 ほか)
2 マルチメディア情報の創出支援ツール(マルチメディア情報創出のためのソフトウェア;ビジュアルプログラミング ほか)
3 協同作業による情報創出支援(協同作業とグループウェア;協同作業支援システム ほか)
4 マルチメディアシステムデザイン(マルチメディア再考;感覚様相の重要性 ほか)

著者等紹介

小沢英昭[オザワヒデアキ]
日本電信電話株式会社サイバーソリューション研究所。株式会社ウォーカープラス・ドット・コムIT開発部

中谷多哉子[ナカタニタカコ]
Sラグーン

浜田洋[ハマダヒロシ]
東日本電信電話株式会社通信機器事業部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。