出版社内容情報
統計を使うすべてのユーザーに向けた「役に立つ」用語辞典。医学統計から社会調査まで，理論・応用の全領域にわたる約3000項目を，わかりやすく簡潔に解説する。100人を越える統計学者の簡潔な評伝も収載。理解を助ける種々のグラフも充実。◆[項目例]赤池の情報量規準／鞍点法／EBM／イェイツ／一様分布／移動平均／因子分析／ウィルコクソンの符号付き順位検定／後ろ向き研究／SPSS／F検定／円グラフ／オフセット／カイ２乗統計量／乖離度／カオス／確率化検定／偏り他
内容説明
本書は、「事典」と「辞典」の性格を併せ持った情報源である。そのことを原著者は、「項目によって記述に使った数学的表現の水準に違いがあるのは、それらの項目に関心をもつと思われる読者側の違いにあると考えていただければ幸いである」と表現している。必要に応じて数式を駆使してはいるものの、著者は統計で使われる方法の考え方に記述の重点を置いており、それがこの辞典の魅力である。
著者等紹介
エヴェリット，Ｂ．Ｓ．［エヴェリット，Ｂ．Ｓ．］［Ｅｖｅｒｉｔｔ，Ｂ．Ｓ．］
精神医学研究所（ロンドン大学キングス・カレッジ）の統計学教授であり、現在は生物統計学・計算学科の主任教授である
清水良一［シミズリョウイチ］
１９３１年栃木県に生まれる。１９５８年東京大学教養学部教養学科卒業。１９８５年文部省統計数理研究所教授。１９９４年同研究所所長。現在、同研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
