出版社内容情報
《内容》 発刊以来,免疫学の急速な進歩を取り入れた最新の教科書と定評のある初版を全面的に改訂。よりわかりやすく,コンパクトに記述を改め,免疫疾患など臨床面との連関を図り,スタンダードなテキストブックとして便利に使えるよう工夫をこらした。最新の知見を網羅しており,生体とその現象を理解するのに最も必要な免疫系の百科事典としても最適。
《目次》
第I部 免疫の生物学
1 免疫系の生物学的意義
2 造血・免疫系を構成する細胞,組織とその動態
3 免疫系の多様性とその分子基盤
4 免疫系の情報システムとMHC
5 リンパ球の分化と成熟
6 受容体シグナル伝達機構
7 サイトカインとその機能
8 免疫制御と寛容
9 自然免疫の機序と炎症性免疫反応
第II部 免疫と病態制御
10 感染症と免疫不全
11 自己免疫
12 腫瘍免疫
13 移植免疫
14 生殖免疫
15 免疫機能と個体発生
付録1. 免疫用語集
付録2. ヒトのCD分類
索引
和文索引
欧文索引
人名索引
内容説明
本書は1部と2部から構成されている。第1部では「免疫の生物学」として、最新の免疫学の基礎的な原理と生物学的意義について解説、第2部では「免疫と病態制御」を扱い、主として臨床に則した事象の理解を助けるための項目を取り上げた。
目次
第1部 免疫の生物学(免疫系の生物学的意義;造血・免疫系を構成する細胞、組織とその動態;免疫系の多様性その分子基盤;免疫系の情報システムとMHC;リンパ球の分化と成熟;受容体シグナル伝達機構;サイトカインとその機能;免疫制御と寛容;自然免疫の機序と炎症性免疫反応)
第2部 免疫と病態制御(感染症と免疫不全;自己免疫;腫瘍免疫;移植免疫;生殖免疫;免疫機能と個体発生)
著者等紹介
谷口克[タニグチマサル]
千葉大学大学院教授・免疫発生学
宮坂昌之[ミヤサカマサユキ]
大阪大学大学院教授・細胞分子認識
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。