出版社内容情報
《内容》 平成18年度より義務化される歯科臨床研修医のための基本テキスト．
《目次》
はじめに 歯科医師臨床研修の現状と課題……（瀧口 徹）1△ 1．歯科医師臨床研修の発足の経緯/1△ 2．現行の歯科医師臨床研修の方式および施設基準/1△ 3．歯科医師臨床研修の今後の課題/3△△I．歯科医師としての心構えと一般的知識△1 歯科医師と患者との関係……（黒崎紀正）……8△ 1．求められている歯科医師とは/8△ 2．インフォームドコンセント/8△ 3．歯科医師としてのマナー/9△2 診療録（カルテ）とは……（石井拓男）……10△ 1．変革の求められる診療スタイルと診療録/10△ 2．これまでの歯科診療録/10△ 3．POSとPOMR/11△3 診療録（カルテ）の記載法……（後藤 實）……14△ 1．診療録に記載する内容/14△ 2．診療録での問診と病歴の重要性/14△ 3．現症/18△ 4．診断名/19△ 5．評価/19△4 保険診療の基礎知識……（安達 康）……20△ 1．医療保険/20△ 2．保険診療/21△ 3．医療費請求/21△5 診断書の書き方……（由良義明）……26△ 1．診断書/26△ 2．死亡診断書/26△ 3．傷病手当金請求書/28△ 4．育成医療意見書/29△ 5．身体障害者診断書/29△6 処方せんの書き方……（大曽根 洋）……30△ 1．処方せんの記載事項と法規/30△ 2．薬物療法の基本/30△ 3．処方せん記載時の注意事項/33△ 4．処方せんの書き方の実例/34△7 紹介状の書き方……（大曽根 洋）……36△ 1．紹介状を書く状況/36△ 2．紹介状の基本/38△ 3．返信と実例/39△8 歯科技工指示書の書き方……（新谷明喜・五味治徳）……42△ 1．歯科技工指示書/42△ 2．歯科技工指示書の記載事項/42△9 診療ユニットの取扱い方……（笹原廣重・伊藤孝訓）……46△ 1．診療ユニットの基本構造/46△ 2．診療ユニットの形態分類/46△ 3．一般的なユニットが標準装備している機能/46△ 4．オプションでユニットに装着されているもの/48△ 5．院内感染に対する配慮/49△ 6．診療ユニットの基本的な使用法/50△ 7．診療ユニットの点検・整備/50△ 8．エアータービン，マイクロモーターの取扱い方/51△10 デンタルスタッフ間の連携……（西村 眞）……52△ 1．コミュニケーションとチームワーク/52△ 2．受付との連携/52△ 3．歯科衛生士，歯科助手との連携/54△ 4．歯科技工士との連携/59△11 歯科医療情報の収集と管理……（鴨志田義功）……60△ 1．歯科医療情報の増大/60△ 2．歯科診療所でのコンピュータの利用/60△ 3．歯科診療所でのインターネットの利用/63△12 臨床研修と自己評価……（藤原 博）……64△ 1．一般目標と具体的目標/64△ 2．形成的評価と総括的評価/65△ 3．二次元展開法/65△△II．歯科における救急処置△13 救急（緊急）処置法……（柬理十三雄）……70△ 1．アナフィラキシーショック/70△ 2．神経性ショック/71△ 3．過換気症候群/72△ 4．異常高血圧/73△ 5．胸痛（虚血性心疾患に起因した）/75△ 6．糖尿病性昏睡/76△14 心肺蘇生法……（海野雅治）……78△ 1．心肺蘇生法の概要/78△ 2．一次救命処置/78△15 エマージェンシーデンタルケア……（草間幹夫）……84△ 1．顎骨の炎症（歯性感染症）/84△ 2．智歯周囲炎/85△ 3．顎・口腔の外傷/86△ 4．顎関節脱臼/88△ 5．抜歯時の偶発症/89△△III．基本的診察法△16 医療面接（インタビュー）……（俣木志朗）……94△ 1．信頼関係の構築/94△ 2．情報収集/96△ 3．患者教育，患者の動機づけ/99△ 4．医療面接の実際/100△17 バイタルサイン……（中條信義）102△ 1．意識状態/102△ 2．血圧/103△ 3．脈拍/104△ 4．呼吸/105△ 5．体温/107△18 視診，触診，打診……（町野 守）108△ 1．視診/108△ 2．触診/110△ 3．打診/110△19 画像診査……（笹野高嗣）114△ 1．画像診査と臨床診断/114△ 2．画像診査法/114△20 咬合診査……（矢谷博文）122△ 1．咬合の要件/122△ 2．基本的診査法/122△ 3．形態的診査法/123△ 4．機能的診査法/126△21 臨床検査とその評価……（田中義弘・河合峰雄）128△ 1．臨床検査の目的/128△ 2．出血傾向が予測される場合の臨床検査/128△ 3．免疫力低下をきたす疾患の臨床検査/130△22 全身疾患と口腔内所見……（古郷幹彦）132△ 1．出血/132△ 2．口臭/132△ 3．口唇の異常/133△ 4．舌の異常/133△ 5．歯肉/133△ 6．口腔粘膜/133△ 7．骨/135△ 8．歯/135△ 9．顎関節/135△ 10．リンパ節/135△23 治療計画……（森戸光彦・菅 武雄）136△ 1．治療計画立案の準備/136△ 2．問題点の抽出と診断のもつ意味/136△ 3．診療方針の重要性/137△ 4．治療計画立案の手順/138△ 5．治療計画の変更/139△△IV．感染予防△24 感染症……（矢島安朝）142△ 1．B型肝炎，B型肝炎ウイルス（HBV）/142△ 2．C型肝炎，C型肝炎ウイルス（HCV）/143△ 3．AIDS（後天性免疫不全症候群）/144△25 感染予防の基本……（千葉博茂）146△ 1．スタンダードプリコーション/146△ 2．感染対策の方法/147△ 3．感染経路別予防策/153△26 診療器具，器材の消毒・滅菌法……（佐藤泰則）154△ 1．消毒と滅菌/154△ 2．実際の滅菌・消毒法/155△ 3．歯科臨床での実践/158△27 医療廃棄物の取扱い……（南雲正男・羽鳥仁志）162△ 1．医療廃棄物処理に関する法律とその成立のいきさつ/162△ 2．医療機関における感染性廃棄物の処理/163△ 3．感染性廃棄物の処理の委託/164△ 4．医療廃棄物の処理の実際/165△△V．歯科領域の麻酔△28 精神鎮静法……（住友雅人）168△ 1．雰囲気鎮静法/168△ 2．薬剤鎮静法/168△ 3．吸入鎮静法/168△ 4．静脈内鎮静法/172△ 5．吸入鎮静法の活用/173△29 局所麻酔法……（住友雅人）174△ 1．器材・器具/174△ 2．局所麻酔時の姿勢/175△ 3．カートリッジの装填と注射針の装着/175△ 4．注射器の保持/175△ 5．具体的方法/176△ 6．まとめ/178△△付1）臨床研修の具体的目標と自己評価表……182△付2）ヘルシンキ宣言……185△付3）検査法の種類および正常値……188△付4）診療録，歯科診療報酬明細書記載上のおもな略称・表記……189△文献……193△索引……195△△ワンポイントアドバイス△ EBM（evidence based medicine）/8△ POMRの有効性/10△ POMRの教育効果/12△ 標榜できる診療科名/21△ OCR（Optical Character Reader）処理/22△ 診療明細書記入上の注意/23△ 紹介患者加算の算定/23△ 薬剤料/24△ 注意を要する用語の解釈/24△ 持参したエックス線フィルムの診断料/24△ 除去料の分類/24△ 埋伏歯とは/24△ 金銀パラジウム合金の保険点数/25△ 特定療養費制度による金属床総義歯/25△ 自費診療の取扱い/25△ 診断書が交付されないケース/26△ 死亡診断書/28△ 傷病手当金/28△ 医療薬日本医薬品集/30△ 服薬のチェック/32△ 医薬分業のメリット/33△ アメリカ式の処方せん/35△ 紹介先のシステムを教える/36△ 略号について/38△ POSを重視した診療スタイル/46△ 5倍速コントラ/48△ ハンドピースの消毒・滅菌/50△ エアータービン，マイクロモーターに頼らない齲蝕治療/51△ 模型に習ぼう/59△ アドバイス/59△ セマンテック・ギャップ（Semantic Gap）/60△ WWW（ワールド・ワイド・ウェブ）/63△ 臨床研修の一般目標/64△ 形成的評価（または診断的評価）/65△ 総括的評価/65△ ワークショップとは/66△ 正・速・楽・安・美/67△ チアノーゼ/70△ 薬物アレルギーテスト/71△ Carpal Spasm/72△ 心筋梗塞か?/75△ 心筋酸素消費量の臨床的指標/75△ 笑気吸入鎮静法の効用/75△ Kussmaul呼吸/76△ 一次救命処置の初動/79△ 気道確保の要点/81△ 人工呼吸の要点/81△ 気道内異物の除去法/82△ 心マッサージの注意点/83△ 電気的除細動時の通電量/83△ 歯瘻/84△ 顎関節習慣性脱臼/88△ ドライソケット/91△ 高齢者への対応/95△ 診察は待合室から/98△ 客観的な判断を！/102△ 体格・顔貌・紫斑/108△ 紅斑・色素斑/109△ 水疱・水疱症/110△ 潰瘍の原因/110△ 波動・羊皮紙様感/110△ 画像診査の進め方/114△ 隣接面齲蝕のエックス線診査/116△ オルソパントモグラフィ/117△ エックス線の量と質/119△ MRI革命/120△ 診断用顎模型の咬合調整時の注意点/123△ 咬合紙による咬合接触の強さの推測/125△ 咬合圧のコントロール/126△ アドバイス/127△ 頻脈発作より甲状腺機能亢進症が判明した一例/128△ 歯肉出血より白血病が判明した一例/130△ アドバイス/132,133,135△ 色素沈着/134△ 治療計画はだれのものか/136△ “診断“イコール“治療”ではない/137△ 基礎疾患をもつ患者の有する“条件”を把握する方法/137△ 院内感染とは/142△ MRSA（メチシリン耐性黄色ブドウ球菌）と歯科治療/144△ 結核と歯科治療/145△ 普遍的感染予防策（universal precaution）/147△ 空気感染と飛沫感染/153△ 消毒と滅菌の概念/154△ 滅菌バッグ/156△ EOGの毒性/157△ 医療廃棄物/162△ ダイオキシン問題/164△ 委託処理の問題点/165△ 雰囲気鎮静法/168△ 笑気の歴史/168△ 過換気症候群（様症状）と吸入鎮静法/169△ 至適鎮静の生体反応レベル/172△ 針刺し事故/175△ 局所麻酔時の神経損傷/177
