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「知の再発見」双書
奇跡の少女ジャンヌ・ダルク

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211626
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0322

出版社内容情報

【解説】
「フランスを救え!!」。神の声を聞いた17歳の少女ジャンヌ・ダルクは、彗星のごとく歴史に登場し、わずか4カ月で対イギリス戦の戦況を一変させ、失意の王太子シャルル7世をフランス国王として戴冠させるが、19歳で火刑に処せられる。その活躍は、長いヨーロッパの歴史のなかでも、屈指の奇跡的事件とされている。大好評『皇妃エリザベート』『王妃マリー・アントワネット』につづく「歴史を変えた女たち」第3弾!!

【目次】
第一章 奇跡の少女
第二章 オルレアンの勝利  
第三章 ランスの戴冠式
第四章 コンピエーニュの悲劇
第五章 ルーアンでの火刑
資料篇 ・

内容説明

彗星のように歴史に登場した17歳の少女が、わずか4カ月でイギリス軍を破り、失意の王太子シャルルをフランス王として戴冠させた。この出来事は、ヨーロッパの長い歴史のなかでも、屈指の奇跡的事件とされている。

目次

第1章 奇跡の少女
第2章 オルレアンの勝利
第3章 ランスの戴冠式
第4章 コンピエーニュの悲劇
第5章 ルーアンでの火刑

著者等紹介

ペルヌー,レジーヌ[ペルヌー,レジーヌ][Pernoud,R´egine]
フランスを代表する中世研究家。ジャンヌ・ダルク研究の世界的権威。ランス美術館、のちにパリ国立古文書館の学芸員。1973年、オルレアン市にジャンヌ・ダルク研究所を設立、初代所長をつとめる

塚本哲也[ツカモトテツヤ]
1929年生まれ。東京大学経済学部卒。ウィーン大学法学部に学ぶ。毎日新聞論説委員、防衛大学図書館長、同教授を経て、現在、東洋英和女学院大学学長。著書に『ガンと戦った昭和史』(講談社ノンフィクション賞受賞)、『エリザベート ハプスブルク家最後の皇女』(大宅壮一ノンフィクション賞受賞)などがある

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
1971年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k5

64
なんだかレジーヌ・ペルヌー先生を追っかけている私。当たり前のことですが、同じテーマの本はまとめて読むと、だんだん深掘りできて楽しくなります。ジャンヌを異端裁判で火刑に処したボーヴェ司教ピエール・コーションへの、レジーヌ先生の怒りは凄まじいですが、それだけに法廷ドラマのようなスリリングな盛り上がりを見せます。この本は図版が多く、眺めているだけでも楽しいので、中世ファン一般におすすめです。2021/12/13

Koichiro Minematsu

51
🇫🇷と🇬🇧の100年戦争に終止符をうち、フランスに奇跡をもたらしたのがオルレアンの戦いで神憑り的に勝利した人こそジャンヌ・ダルク、17歳。1年間の戦い後、1年間の牢獄後、裁判で火台刑に。イギリスと手を組んでいたブルゴーニュ公はもとより、王になれたシャルル7世もジャンヌに脅威を抱いていたとしか思えない。2020/11/17

しょうご

3
文末資料編に処刑裁判の記録が日単位で記録されている。ジャンヌの受け答えの明晰さばかりに目が向く。牢獄でイギリス人の牢番に回し弄ばれたことも述べている。火炙りにすることが決まった上での裁判であるから、そのようにそのようにじりじりと落とし込んでいく。怒りに震える。ジャンヌが駆け抜けたのは1428年~1430年のこと。1449年、国王シャルル七世はジャンヌを復権させ、異端の疑いは晴らされることになった。遅いぞ、シャルル。そもそも君の責任だ。やりきれない感情で僕はつぶされそうになる。2019/07/14

santiago

3
後半の資料編は斜め読みしてしまったが、図版が多いしカラーなので眺めているだけでも面白い。ジャンヌを題材にした映画や文学にもっと触れてみたくなった。2017/04/13

あやこ

3
ジャンヌの人生は何回追ってもまた追いたくなる。そして考えさせられる。彼女が聞いた「声」とは何だったのか、彼女の行動力・勇気はどこから湧いてくるのか、強い力を持つ集団の怖さ、なぜこんなに若くして死んでしまったのか、、 ジャンヌ関連の本を読むと毎回悲しいような悔しいような思いになるけど、でも惹かれてしまう。強い女性が好き。 20151031~11012015/11/01

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