病家須知

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病家須知

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  • サイズ B5判/ページ数 3冊/高さ 28cm
  • 商品コード 9784540061462
  • NDC分類 598.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

1832年(天保3年)に発行されたわが国初の家庭医学百科・家庭看護指導書。書名は「病家(病人のいる家)」+「須知(すべからく知るべし)」=家庭看護必携、家庭医学百科の意。
 その内容は日々の養生の心得、病人看護の心得、食生活の指針、妊産婦のケア、助産法、小児養育の心得、当時の伝染病の考え方・処置対策、急病と怪我の救急法、終末ケアの心得から医師の選び方まで多岐にわたり、一般庶民向けに医学・衛生・保健知識を具体的にまとめた看護書としてわが国初のもの。
 『病家須知』の存在は、これまで医学史・看護史の分野では知られてはいたが、その内容に触れることができるのは一部の研究者だけであった。今回、この日本独自のヘルスケア・看護介護百科というべき内容を、初めて現代語訳を付して、誰もが活用できるように発行する。

内容説明

現代人を救う。わが国初の家庭医学・看護・介護百科。江戸期ニッポンは予防医学の最先端国家であった。一家に1冊備えておきたい先人の知恵(読みやすい現代語訳・解説付)。忘れられた家庭医学の名著、現代語訳なる。

目次

翻刻訳注篇上
翻刻訳注篇下
研究資料篇

著者等紹介

小曽戸洋[コソトヒロシ]
北里研究所東洋医学総合研究所医史学研究部長・教授

中村篤彦[ナカムラアツヒコ]
東洋医学松柏堂医院院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。