丸善ライブラリー<br> 宗教社会学のすすめ

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丸善ライブラリー
宗教社会学のすすめ

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  • サイズ B40判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784621053546
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C0214

内容説明

宗教にあまり接したことがない人は、宗教の問題はそう複雑ではないと思うかもしれない。しかし、その歴史や実態について知れば知るほど、その奥行きは深く、また混沌としてくる。それは人間生活のほとんどあらゆる側面に関わりをもっているとさえ言えるのである。宗教と呼ばれる現象が生み出している、まさにカオス的状況に絶えずなんらかの秩序ないし説明可能な現象を読み取ろうとする「宗教社会学」―情報時代に求められる宗教への新しいアプローチ。

目次

序章 現代人にとっての宗教
第1章 身の周りの宗教社会学
第2章 宗教はどのように形成され、展開してきたか
第3章 全体社会と宗教
第4章 宗教組織はどう形成され、維持されるか
第5章 現代社会と宗教問題
第6章 宗教を調査する

著者等紹介

井上順孝[イノウエノブタカ]
1948年鹿児島県生まれ。東京大学大学院博士課程中退。博士(宗教学)。東京大学文学部助手をへて、現在、国学院大学日本文化研究所教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3156

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スティグマ論の箇所で、高校時代にスティグマ化されていた自分を思い出した。普通に黒歴史だし、あのまま自己スティグマ化して、カリスマ化されなくて本当によかった……(^^)2015/10/19

すいよび

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説明がとてもわかりやすかった。著者の別の本も読もうと思う。2013/05/12

遠藤 a.k.a. Kon

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2002年脱稿の入門書。調査法にも言及(pp.181~202)。巻末に入門書ガイド。本文中にソシュールが出てくるのはたぶん余計。著者は院生時代は国学者の思想や深層心理学に関心を持っていたが、実態調査への参加を経て今の道に。「宗教と社会」学会設立に発起人のひとりとして関与し、また宗教情報リサーチセンター(「ラーク」)初代責任者に。2012/06/13

kaji

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宗教(神秘現象)を言葉で説明することは難しい。宗教と科学は相反するもののように思われるが、今や最先端の科学者の方が神(偉大なる何物か)の存在を認めなければ説明できないことが多々ある。神を科学的に証明出来る時代が来るのだろうか…。2011/11/27

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