内容説明
本書は、初心者の方にでもできるだけわかりやすく、気軽に読める入門書をめざし、解説は口語体で記述している。現在の病院感染症の大きな課題は、感染に対する抵抗力が弱い患者さんに発症するMRSAや緑膿菌などの薬剤耐性菌感染症をいかに制御していくかである。本書ではAntibioticsとBacteriaの関係、病院感染のControlを踏まえ、加えて、DefenseやEnvironmentについても現場の写真などを多くとり入れ、できるだけ理解しやすく、臨場感が得られるような解説を心がけた。
目次
ヒトのからだと感染症
ヒトからみた病院感染と対策
微生物からみた病院感染と対策
感染経路からみた病院感染と対策
環境からみた病院感染と対策
医療者・看護者・患者の感染リスクと対策
予備知識
著者等紹介
斧康雄[オノヤスオ]
帝京大学医学部微生物学講座・助教授
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