内容説明
環境への問いは、存在の根の掘り起こし。いま、生命をいかに捉え直すべきか、医療と介護の現場から立ち上がる諸問題と格闘し新しい関係の倫理学への突破口を探る。
目次
展望 世界把握の枠組みとしての「生命‐環境」
1 「ミクロ」と「マクロ」の狭間で(西洋医学思想における死生観の展開;遺伝子論;環境世界論―エコロジーを越えて;つかのまこの世にある私/私たち)
2 「見る」ことと「働きかける」こととの狭間で(生命操作の論理と倫理;医療・介護/介助のシステムと人間の倫理;環境破壊をめぐる言説の現場から;コミュニティとしての地域空間をどのように治めていくか)
探究 私/世界を生命/環境として捉えると何が出てくるか
概念と方法
テクストからの展望
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