出版社内容情報
18世紀末,医学は科学と呪術が渾然一体としていた.しかし自然を観察し,自然に学ぶナチュラリストが医学を変えた.その代表的人物が解剖医ハンターと種痘の発見者ジェンナーである.ヒューマニストでもあった彼らの生涯と業績を,種痘の歴史とともに紹介する.ナチュラリストの誠実な研究姿勢に学ぶ意義は現代でも大きい.
内容説明
18世紀末、医学は科学と呪術が渾然一体としていた。しかし自然を観察し、自然に学ぶナチュラリストが医学を変えた。その代表的人物が解剖医ハンターと種痘の発見者ジェンナーである。ヒューマニストでもあった彼らの生涯と業績を、種痘の歴史とともに紹介する。ナチュラリストの誠実な研究姿勢に学ぶ意義は現代でも大きい。
目次
第1章 近代医学以前―天然痘の脅威
第2章 ドリトル先生の時代
第3章 ジェンナーと天然痘
第4章 ジェンナーが遺してくれたもの
第5章 日本の近代医学と牛痘種痘
第6章 ジェンナーの予言―天然痘の根絶
著者等紹介
山内一也[ヤマノウチカズヤ]
1931年生まれ。北里研究所、国立予防衛生研究所、東京大学医科学研究所教授、日本生物科学研究所主任研究員などを経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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