ブルーバックス<br> 理系のための研究ルールガイド―上手に付き合い、戦略的に使いこなす

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ブルーバックス
理系のための研究ルールガイド―上手に付き合い、戦略的に使いこなす

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062579209
  • NDC分類 407
  • Cコード C0240

出版社内容情報

実験、論文、学会発表、研究費、特許など、研究者を目指すなら知っておくべきルールとは? 現役有名大学教授が楽しく前向きに解説。実験、論文、学会発表、研究費、特許など、サイエンスの世界で生きる研究者には、知っておくべき数多くのルールがある。こうしたルールは大切だが、ただ守ればいい、という単純なことでもない。研究者として成功するには、ルールを熟知したうえで、ルールを思い切り使いこなす必要がある。
本書は、サイエンスの世界の基本的なルールをわかりやすく解説したうえで、「ルールを戦略的に使いこなす」ためのノウハウを多く盛り込んだ。研究者は大きなビジョンと夢を持ってサイエンスに取り組むことが大切だが、しっかりとルールにしたがって細部を詰められてこそ、大きな仕事になる。あまりにもルールを知らなさすぎたりするのも問題だが、逆にルール違反を恐れて畏縮するのも避けなければならない。
本書は研究者になって間もないか、これから研究者を目指すような、研究者のタマゴといえる方々向けに書いた本だが、ルールを戦略的に使いこなしたいと考えている中堅研究者にも役に立つだろう。

第1章 まずは「マイルール」を決めよう
第2章 研究者の基本ルール6
第3章 研究生活の6つのルール
第4章 実験で守るべき6つのルール
第5章 論文作成の9つのルール
第6章 特許に関する5つのルール
第7章 研究費にまつわる7つのルール
第8章 学会と研究発表の7つのルール
第9章 マスコミとネットに関する7つのルール
第10章 危機管理の5つのルール
第11章 ルールを乗り越えて


坪田 一男[ツボタ カズオ]
著・文・その他

内容説明

実験、論文、学会発表、研究費申請など、研究活動にはさまざまなルールが存在する。一方、研究でブレイクスルーを成し遂げるには、ルールを超えた大きな考え方も大切だ。本書では、研究者が知っておくべきルールの基本と、戦略的に使いこなすための方法を、ホンネで伝授する。

目次

まずは「マイルール」を決めよう(時代とともにルールは変わる;どんなルールがあるのか ほか)
研究者の基本ルール6(ルールは絶対に守る;時間を厳守する ほか)
研究生活の6つのルール(研究者の「評価」にもルールがある;博士号取得のルール ほか)
実験で守るべき6つのルール(プロトコールは実験のキモ;実験ノートのルール ほか)
論文作成の9つのルール(論文を書くときの基本ルール;英語論文を書くときのルール ほか)
特許に関する5つのルール(特許はルール変更が多い;特許があるから製品になる ほか)
研究費にまつわる7つのルール(研究費申請の基本ルール;研究費もトレンドがある ほか)
学会と研究発表の7つのルール(新しくなった学術団体の役割;学会員になるには ほか)
マスコミとネットに関する7つのルール(研究情報を世の中に発信する;プレスリリースのルール ほか)
危機管理の5つのルール(問題の棚卸しをする;ノーアクションレターで確認する ほか)
ルールを乗り越えて(仲間とライバルを大切にする;研究領域にルールはない ほか)

著者等紹介

坪田一男[ツボタカズオ]
慶應義塾大学医学部教授。医学博士。1955年、東京都生まれ。1980年、慶應義塾大学医学部卒業。国立栃木病院眼科医長、東京歯科大学教授を経て現職。1985年より二年間、アメリカのハーバード大学に留学。専門は角膜移植、屈折矯正手術およびドライアイ。最近は眼科学の視点を基に、研究の軸を抗加齢学や再生医学に広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

30
#説明歌 文理系研究規則同一だ垣根をはらい再考しよう2017/09/14

calaf

16
非常にベーシックなところの話だけで終わるのかと思っていたら、意外にいろいろと面白い事が書いてありました。この著者、私とは分野が全然(?)違うというのもあるけど、アクティビティーの高さが全く違う気がする。。。なるほどねぇ...2015/08/08

bitterz1210

1
研究者になるわけではないけど、一応理系ということで読んだ。ルールというよりは、どちらかと言うとマナーという意味で役に立ちそうな部分が多い。理系の研究者を取り巻く環境について大雑把ではあるが理解できると思う。ただ、著者が医者なので例え話は医学生向けになっているのでそこは注意。2015/10/06

もけうに

1
今接している世界の話なので、とても面白く読めました。ああ、あの人達はこういう考え方で生きているのねーとためになった。前半のマイルールあたりは、理系でなくとも参考になると思う。どんな世界でも、一番大事なのは誠意よね。2015/08/08

Taka

0
非常に参考になった。2018/01/05

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