ブルーバックス<br> カラー図解 はじめての生理学〈上〉動物機能編

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ブルーバックス
カラー図解 はじめての生理学〈上〉動物機能編

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062579780
  • NDC分類 491.3
  • Cコード C0247

出版社内容情報

人の生命現象は、どのような仕組で、どのように営まれているのか。その全てを解説します。「動物機能編」は感覚器、神経、運動器。人間の生命現象である、脳・神経系の働き、骨格系と筋肉、呼吸器、循環器、消化、排泄、生殖の仕組み、さらには、それらを行っている膜の働き、物質輸送、シナプス伝送、電位の発生、興奮、制御など、人体のあらゆる生理現象の仕組みと働きを扱う科学分野を「生理学」と言います。生理学は基礎医学の中心である同時に、私たち自身の驚嘆するほど精巧な「ミクロコスモス」の存在を教えてくれます。
本書では、生理学研究の第一人者の著者により、専門家でない一般の読者向けに、整理された分かりやすい生理学の入門書を目指しました。上巻は「動物機能編」とし、感覚器、神経、運動器を、下巻を「植物機能編」とし、血液循環、生殖、外分泌および内分泌機能をカバーします。

1章 生理学の基礎
 1.生理学とはどんな学問か
 2.からだを構成する要素
2章 細胞の構造と働き
 1.細胞膜と細胞小器官の構造と働き
 2.細胞増殖と細胞周期
 3.細胞の基本的な働き
3章 生理学の基本に受容器と効果器の考えを置く
4章 電気的興奮をする神経細胞、筋細胞、感覚受容器細胞
 1.神経細胞、筋細胞、感覚受容器細胞が発生する活動電位
 2.電気的興奮をする神経細胞
 3.電気的興奮をする筋細胞
 4.電気的興奮をする平滑筋細胞
 5.電気的興奮をする感覚受容器細胞
5章 神経細胞群が作るシステム
 1.反射とは
 2.脳-脊髄神経系のでき方と成り立ち
6章 感覚受容器細胞群が作るさまざまな感覚
 1.視覚
 2.聴覚
 3.前庭感覚
 4.嗅覚と味覚
 5.体性感覚
 6.内臓感覚
 7.痛覚
7章 運動機能
 1.「運動」の意味
 2.姿勢の定義
 3.最終共通路としての運動神経細胞
 4.脊髄の運動機能
 5.脊髄、脳幹を中枢とする体性運動反射
 6.脳幹の運動機能
 7.小脳の運動機能
 8.大脳基底核の運動機能
 9.新皮質運動野の運動機能
8章 大脳皮質の高次機能
 1.大脳皮質と視床、そして脳幹網様体
 2.大脳皮質の活動レベル、覚醒と睡眠
 3.新皮質の構造と神経連絡
 4.新皮質連合野の機能
 5.辺縁系と視床下部の機能


田中(貴邑) 冨久子[タナカ(キムラ) フクコ]
著・文・その他

内容説明

人間の生命現象である、脳・神経系の働き、骨格系と筋肉、呼吸器、循環器、消化、排泄、生殖の仕組み、さらには、それらを行っている膜の働き、物質輸送、シナプス伝送、電位の発生、興奮、制御など、人体のあらゆる生理現象の仕組みと働きを扱う科学科分野を「生理学」と言います。生理学は基礎医学の中心であると同時に、私たち自身の驚嘆するほど精巧な「ミクロコスモス」の存在を教えてくれます。生理学では、動物でよく発達している器官系である神経系、感覚系、筋・骨格系を「動物性機能系」と呼び、内分泌系、呼吸系、循環系、消化系、免疫系、泌尿系、免疫系、生殖系を「植物性機能系」と呼びます。本書は「動物機能編」とし、動物性機能系について解説します。

目次

1章 生理学の基礎
2章 細胞の構造と働き
3章 生理学の基本に受容器と効果器の考えを置く
4章 電気的興奮をする神経細胞、筋細胞、感覚受容器細胞
5章 神経細胞群が作るシステム
6章 感覚受容器細胞群が作るさまざまな感覚
7章 運動機能
8章 大脳皮質の高次機能

著者等紹介

田中(貴邑)冨久子[タナカ(キムラ)フクコ]
医学博士、横浜市立大学名誉教授。1964年横浜市立大学医学部卒業、1969年同大大学院医学研究科修了、1985年同医学部教授、同医学部長を歴任。専門は生理学、神経内分泌学、脳科学。日本生理学会、日本内分泌学会、日本神経科学学会、日本神経内分泌学会、日本生殖内分泌学会などで理事、幹事、会長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

41
仕事の本。職業柄知ってなくちゃいけない事が多いのだけど、ちゃんと勉強した事がなかったので。高校の生物の教科書くらいの平易な書き方なので読みやすい。アセチルコリンとか前頭前野とか大脳辺縁系とか昔習って言葉としては覚えて居た物が沢山出てきて『そうそう、そうだったね!』となりました。言語のウェルニッケ領域とブローカ領域とか舌の味蕾の位置とかはまっていたなあ。勉強していたはずなのに、何だかノスタルジックな気分に浸ってしまいました。肝心の勉強したかった部分は下巻の分野らしいので引き続き下巻も読んでいきたいと思います2016/09/16

anaggma

4
健康に興味を持つと、とどのつまり生理学に行きつく。キャンベル本を読む前の助走に。2018/07/12

gachin

2
著者は傑物/ 網膜や心筋には電気シナプスがある。平滑筋は引き延ばされると収縮するので自己組織的に律動する。神経支配はその修飾のみを行う。心筋の筋小胞体中はCaイオンが乏しく、長時間Caを取り込む必要がある。その為、脱分極の時間が長く、荷重賦活が起きない。筋を伸長していくと1a反射に抑制性1b反射が続くので、折り畳みナイフ反射が起きる。触圧,温冷,痛は自由神経終末で受容するが、皮膚からの深度で分別されてる。脊髄ショックの持続時間は下等動物ほど短い。REM睡眠時は骨格筋の活動が消失する。2022/05/04

アルカリオン

1
BookWalkerのPC用Readerで。何の気なしに27インチモニターでフルスクリーン表示してみたところ、本文は予想通り読みにくいのだが図表の箇所になると、ひとつの図表だけがフルスクリーンを占領してでかでかと表示されるようになり、大迫力!これはこれでありだな。2018/11/04

こうきち

1
なるほど。前半は、文章ヘタか?とおもったけど、内容はしっかりしてるぞ!筋肉関係は、しっかり勉強したいな。2017/12/27

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