内容説明
歯周病菌がアルツハイマー病に関与?!人生100年時代は口腔の健康から!誕生間近のアルツハイマー病新薬・ジンジパイン阻害薬を解説。
目次
第1部 歯の数が人生100年時代を左右する(百歳高齢者の推移;激増する医療費と介護費;歯の数が社会医療費を決める)
第2部 歯を失い続ける人々(歯を失う最大の原因は歯周病;日本人の歯の真実;欧米の高齢者もまた無歯顎者が多数を占める)
第3部 歯周病とは何か(歯周病理解のために必要な歯周組織学;感染症として捉える歯周病;歯周病で起きる組織変化)
第4部 口腔が全身に与える影響(寝たきりと早死に―日本の歯科医師が明らかにした歯の数の意味;入院の長期化―口の穢れが術後に災いをもたらす;糖尿病―歯周病で血糖値が上がる;早産と死産―歯周病菌が子宮を襲う;アルツハイマー病―歯周病菌が記憶を奪う)
著者等紹介
西田亙[ニシダワタル]
医学博士、日本糖尿病学会糖尿病専門医。広島県広島市出身。1988年愛媛大学医学部卒業。1993年愛媛大学大学院医学系研究科修了。1994年愛媛大学医学部第二内科助手。1997年大阪大学大学院医学系研究科神経生化学助手。2002年愛媛大学医学部附属病院臨床検査医学(糖尿病内科)助手。2008年愛媛大学大学院医学系研究科分子遺伝制御内科学(糖尿病内科)特任講師。2012年にしだわたる糖尿病内科開院(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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