出版社内容情報
生化学の分野を速習できる。薬理・微生物など、同シリーズの他の分野とも相互参照しており、共用試験前の記憶の定着に最適。
内容説明
生化学および関連臨床領域の膨大な知識を簡潔かつ平易に説明。フルカラーのイラストと表で重要事項を視覚的に理解できる。改訂により、演習問題および訳注を拡充。重要語句には英語を併記、英語文献を読み解く基礎が身につく。
目次
１ タンパク質の構造と機能
２ 中間代謝
３ 脂質代謝
４ 窒素代謝
５ 代謝の統合
６ 遺伝情報の維持と発現
著者等紹介
石崎泰樹［イシザキヤスキ］
群馬大学大学院医学系研究科分子細胞生物学分野教授
丸山敬［マルヤマケイ］
埼玉医科大学医学部薬理学教室教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うひょひょ
1
学校の生化学の指定教科書。ところどころ日本語がわかりにくい記述はあるものの全体的にわかりやすかった。章末ごとのまとめとフローチャートが非常に良い。この教科書で基本的な代謝経路や生体内における物質の輸送について頭に入れて、リッピンコット問題集を用いてアウトプットすることで知識を繋げていけば全体像が更に見えてくる。2016/02/27
ソーシャ
1
反応機構等の説明は少ないので化学系の人にとっては物足りないでしょうが、医学を学ぶ人にとっては説明が簡潔かつ丁寧なうえ重要な病気はほぼひと通り扱われているので他の分厚い教科書よりも読みやすくおすすめです。 ビジュアル的にも分かりやすいように工夫がされていますしね。（ただ、アデニル酸シクラーゼが何かなどある程度の生物学の基礎がないと躓くとは思いますが）2013/01/22
ブカティ
0
すごくわかりやすい教科書。CBTまでにもう一回読んでおきたい2013/07/05
ほたる
0
図が豊富に用いられており、文章も非常に分かり易いので、はじめて生化学を勉強するという方にはもってこいの一冊でしょう。既に何冊か他の生化学の教科書を読んだ方でも、医学の観点から生化学を眺めることができ、有益な一冊。他の著名な生化学の教科書にくらべて、分厚くないので通読に他書ほど時間がかからないのもポイントか。2013/01/21
