シリーズcura<br> 医療は再生できるか―セカンドオピニオンから始まる病院改革

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シリーズcura
医療は再生できるか―セカンドオピニオンから始まる病院改革

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  • サイズ B6判/ページ数 163p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784805830093
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C0047

内容説明

医療費抑制や医師不足、医療訴訟の増加にみられる医療不信の高まり…、今、医療が大きく揺さぶられている。外科医として長く臨床に携わってきた著者は、「言葉を尽くして医を尽くす」という信念に基づき、がん治療や臓器移植を通じて、患者との信頼関係を築き上げてきた。病院長に転じてからはセカンドオピニオン相談を先駆けて実施するなど、常に患者本位の視線による病院改革を実践してきた。「医療崩壊」が叫ばれる昨今、著者の実践を通して医療再生への道を考える。

目次

第1章 手術が成功したのに自殺した患者
第2章 臓器移植にみる患者と医師の関係
第3章 インフォームドコンセントとセカンドオピニオン
第4章 セカンドオピニオン相談から見えるもの
第5章 患者に信頼されるための病院改革
第6章 安心して医療を受けられるために
第7章 医療崩壊と患者の誤解

著者等紹介

杉町圭蔵[スギマチケイゾウ]
九州大学名誉教授。九州中央病院院長。1963年、九州大学医学部卒業。同大第2外科助手などを経て米国ハーネマン医科大学に留学。帰国後、同大学第2外科講師、助教授を経て、85年に教授となり、医学部長を兼任する。この間、日本癌治療学会理事長、日本外科学会会長など多くの学会役員を歴任。2002年に退官後、九州中央病院院長に就任し現在に至る。また、厚生労働省社会保障審議会委員も務める。九州大学時代は、消化器外科の権威として、がん治療や生体肝臓移植に取り組み、ドミノ移植は日本で2例目に実施した。また、九州中央病院では、セカンドオピニオン相談をする姿がNHK「にんげんドキュメント」で取り上げられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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