内容説明
究極の秘法ゾクチェンの思想と修行。師から弟子へ、厳重な秘密とともに継承されたその具体的な瞑想法の根本テキストを本邦初訳。
目次
1 英語版訳者による序文(ゾクチェンの起源と特徴;ゾクチェンと仏教の九つの乗り物 ほか)
2 昼と夜のサイクル・根本テキスト
3 註釈(帰依と礼拝の言葉「導師に帰依いたします」;前行 ほか)
4 はじまりの叡智(青空の瞑想;ア字の真実義)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メガネねこ
1
チベット密教の本は数々読んだが、本書はまだ読んでいなかったので手に取った。ニンマ派のゾクチェンについて、修行のプロセスが解説される。またオーストラリアのアボリジニーの瞑想法や日本の真言密教との共通点まで言及され興味深い。2019/10/15
Shimon Ohnuki
0
身口意、ツァルとロルパとダン、トゥゲルとテクチュー、スートラとタントラとゾクチェン、シャマタとヴィパッサナー、ゾクチェンと禅などのテーマとそれぞれの関係について、過去の翻訳本よりも読みやすい文章であり、よくつかめました。上座部仏教と曹洞禅とゾクチェンと、全部やればもっと良くわかるのかも!?20年前と違って、今は様々な導師が東京で教えを説かれているので、これらに触れやすくなった点ではいい時代です。一方、こういう著作もこれからは余り世にでることはないのだろうなァ…夢ヨーガについては具体的な手法に触れられていて2015/01/27
Darbytime
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ちょっとハードルが高い2014/06/21