サアカスの馬・童謡

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サアカスの馬・童謡

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062826686
  • NDC分類 K918
  • Cコード C8393

出版社内容情報

日本文学の名作を21世紀の子ども達に! 読みやすい総ルビ、カラーさし絵、本文中の豊富な用語解説で、文学にはじめて出会う子供の理解を助ける、児童むけ日本文学全集の決定版。

安岡 章太郎[ヤスオカ ショウタロウ]
著・文・その他

吉行 淳之介[ヨシユキ ジュンノスケ]
著・文・その他

遠藤 周作[エンドウ シュウサク]
著・文・その他

阿川 弘之[アガワ ヒロユキ]
著・文・その他

小川 国夫[オガワ クニオ]
著・文・その他

北 杜夫[キタ モリオ]
著・文・その他

村上 豊[ムラカミ ユタカ]
著・文・その他

内容説明

ある日『僕』はサアカスのテントにつながれている馬に眼をとめた―。主人公の心の動きを鮮やかに感じさせる安岡章太郎の「サアカスの馬」。少年期の長い病気による、肉体的、心理的変化を描いた吉行淳之介の「童謡」ほか、遠藤周作、阿川弘之、小川国夫、北杜夫など、「第三の新人」と呼ばれた作家たちを中心に、全八編を収録。

著者等紹介

安岡章太郎[ヤスオカショウタロウ]
1920年5月30日、高知市帯屋町に生まれる。1941年慶應義塾大学文学部予科へ入学。級友と同人雑誌を出す。1951年「ガラスの靴」を「三田文学」に発表、北原武夫らに認められ、芥川賞候補作となる。1952年「宿題」「愛玩」を「文学界」に発表。「第三の新人」と呼ばれはじめる。1953年「ハウス・ガード」(「時事新報」に発表)で時事文学賞、「悪い仲間」(「群像」)、「陰気な愉しみ」(「新潮」)の二作で芥川賞を受ける。新人の「一二会」(のちに「構想の会」)が発足し、三浦朱門、吉行淳之介、奥野健男、遠藤周作らと会合をもつようになる。1967年『幕が下りてから』を講談社より刊行、毎日出版文化賞を受賞。1976年作家としての業績により芸術院賞を受賞。芸術院会員となる。1981年『流離譚』を新潮社より刊行、翌年日本文学大賞を受賞

吉行淳之介[ヨシユキジュンノスケ]
1924年4月13日(戸籍は4月1日)、岡山市桶屋町生まれ。父は作家、母は美容家。1945年東京帝国大学英文科に入学。1947年第十四次「新思潮」同人となり、「星の降る夜の物語」を発表。大学を中退し、新太陽社に入社、記者生活を六年間送る。1952年「原色の街」(前年「世代」に発表)、「谷間」(「三田文学」)が続けて芥川賞候補となる。1954年「驟雨」(「文学界」)により芥川賞を受賞。「第三の新人」と呼ばれる。1970年『暗室』を講談社より刊行、谷崎潤一郎賞を受賞。1978年『夕暮まで』を新潮社より刊行、野間文芸賞を受賞。1979年作家としての業績に対し、芸術院賞を受賞。1994年7月26日、肝臓癌のため死去

遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年3月27日、東京市巣鴨に生まれる。1943年三年の浪人生活ののち、慶應義塾大学文学部予科に入学。二年後、仏文科に。1950年フランス現代カトリック文学研究のためフランスに渡り、1953年まで滞在。1955年「白い人」を「近代文学」に発表、芥川賞を受賞。1958年『海と毒薬』を文藝春秋より刊行、新潮社文学賞、毎日出版文化賞を受賞。1966年『沈黙』を新潮社より刊行、谷崎潤一郎賞を受賞。1978年『イエスの生涯』により、国際ダグ・ハマーショルド賞受賞。『キリストの誕生』を新潮社より刊行、翌年読売文学賞を受賞。1979年芸術院賞を受賞。1980年『侍』を新潮社より刊行、野間文芸賞を受賞。1996年9月29日、肺炎による呼吸不全のため死去

阿川弘之[アガワヒロユキ]
1920年12月24日、広島市白島九軒町土手通りに生まれる。1940年東京帝国大学文学部国文学科に入学。1942年大学の卒業期が半年繰りあげとなり卒業。1946年「年年歳歳」を「世界」に発表。1952年『春の城』を新潮社より刊行(翌年、読売文学賞を受賞)。1965年『山本五十六』を新潮社より刊行。翌年、新潮社文学賞を受賞。1970年日本ペンクラブ専務理事として、ソウルでひらかれた国際ペンクラブ大会に出席。1979年芸術院恩賜賞・芸術院賞を受賞。芸術院会員となる

小川国夫[オガワクニオ]
1927年12月21日、静岡県志太郡藤枝町(現、藤枝市)に生まれる。1950年東京大学文学部国文学科に入学。1953年「東海のほとり」(「木暮皓一」を雑誌発表の際、本多秋五が改題)を「近代文学」に発表。1965年島尾敏雄が、朝日新聞“一冊の本”欄で『アポロンの島』を激賞、作家として一挙に世に出る。1985年「逸民」を「新潮」に発表、翌年、川端康成文学賞を受賞。2008年4月8日、肺炎のため死去

北杜夫[キタモリオ]
1927年5月1日、東京市赤坂区青山南町五丁目(現、東京都港区南青山四丁目)に生まれる。1948年東北大学医学部に入学。1953年慶應義塾大学医学部神経科に助手として入局。「幽霊」を「文芸首都」に連載開始、翌年完結し自費出版。1958年水産庁調査船に船医として乗船(翌年帰国)。1960年「どくとるマンボウ航海記」を中央公論社より刊行、ベストセラーとなる。短編集「夜と霧の隅で」を新潮社より刊行、芥川賞を受賞。1964年「楡家の人びと」を新潮社より刊行、毎日出版文化賞を受賞。1966年躁鬱気質があらわれ、最初の躁病状態となる。以後、躁と鬱の状態を繰り返すことになる。1986年「輝ける蒼き空の下で」(第一部・第二部。新潮社刊)で日本文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

22
作家それぞれの少年時代を描いている感じ。安岡さんと似た場所で私も過ごしていた。2020/11/28

michel

10
なんとなく授業でやった記憶はあったが、今読んでみると、とても印象深い作品だ。構成が素晴らしい。諦観や無力感から、生きることへの興奮に終わる、という流麗な構成。感情の移行する様を描写することなく、ラストの主人公の拍手で結ぶ。短い作品ながら、急展開で読者を導く。他、吉行淳之介、遠藤周作、阿川弘之、小川国男、北杜夫。2022/01/25

訪問者

3
収録作品すべてが初読であったが、この巻の作品にはちょっと奇妙なものが多かった。2022/03/23

ルンブマ

2
安岡章太郎「サアカスの馬」では、(どこか欠けている)主人公が他の登場人物の「欠如」(=心の穴)に同一化するも、その「欠如」は欠如ではなかったこと(主人公の勘違いであり、実際は美点)が物語の最終局面で判明するのだが、一番の謎は、その勘違いに対する(ある種の失恋的な)狼狽の描写が一切ないこと。ある種の失恋(同一化の失敗)から立ち直るまでの「あいだ」がないのだ。これはなぜ? 他の安岡章太郎作品を研究せねば。2021/07/29

草枕

1
サアカスの馬、教科書で読んだ。感動した。良い意味で人間の固定観念の逆転劇と思えた。教科書も捨ててない。以降、へこんだときに読んだりする。

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