目次
1 歴史
2 自然
3 社会
4 文化
5 政治
6 経済
著者等紹介
田村克己[タムラカツミ]
鹿児島大学、金沢大学を経て、国立民族学博物館。総合研究大学院大学教授併任。ビルマ(ミャンマー)を中心に東南アジア大陸部や中国南部などで、文化人類学の調査・研究を行なう
松田正彦[マツダマサヒコ]
立命館大学国際関係学部准教授。京大の熱帯農学研究室に学び、国際協力機構(JICA)の長期派遣専門家などを経て、2006年より現職。ミャンマーの農業や農村に関心。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiro Nishio
20
出張前ミャンマー本2冊目。読メに登録しようとするまで全く再読であることに気づかず。なぜ5年も前にミャンマーに行く予定もなく、この本読んだかな?中華人民共和国を認めた最初の国がミャンマーで、ミャンマーの軍事政権を最初に認めたのが中国だということを知った。一方で、軍事政権に対して経済制裁をする西側諸国に同調せず、日本は民生部門に対してのみ援助を行っていたという。今の日本のポジションは悪くないね。タイと違って、パゴダは在家のため、僧院は出家者のためと厳格に区別されていて、同じ敷地にないことが多いのだという。2018/09/28
Willie the Wildcat
16
王制、英国植民地、日本軍政、軍政、そして現代。翻弄される国民。豊富な資源と市場の将来性、そして”徳を積む”国民性に光を感じる。文化面では、日本サッカー界との意外な繋がり。そして、暦の「年数消し」も印象深い。なお、著者の「エコ星制度」に一票!賛否両論を踏まえても、自然との共生の選択肢として検討の余地アリ。多民族、宗教、麻薬など課題を乗り越え、光を掴んで欲しい!来年もれなく訪問したい国。2013/12/08
ののまる
5
勉強になった2019/07/04
Koichi Tamura
5
多方面からの記述があっていい。2014/02/25
Akihiro Nishio
3
このシリーズも3冊目。戦前は東南アジアで最も豊かな国だったミャンマーが長い鎖国体制を解き、目覚めようとしているという状況に興奮するな。かつてアユタヤを征服したミャンマーのポテンシャルの高さを感じた。2013/12/03