内容説明
生物由来の物質を積極的に利用して作り出されるバイオ材料。その応用範囲は、先端医療、物質生産、資源・エネルギー、環境工学など多岐にわたる。将来性が注目されるこの材料の基礎を、遺伝子工学、タンパク質工学の初歩からていねいに解説する。学際的な内容を見通しよく一つにまとめた親切な入門書。
目次
１ バイオ材料とは
２ 遺伝子工学の基礎
３ タンパク質工学
４ バイオマテリアル
５ 医薬用高分子
６ 診断・分離用材料
７ エネルギー・環境問題とバイオ材料
著者等紹介
前田瑞夫［マエダミズオ］
１９５５年生まれ。九州大学大学院工学研究院教授（応用化学部門）をへて、現在、独立行政法人理化学研究所主任研究員（中央研究所前田バイオ工学研究室）。専門は、バイオ材料学、高分子化学、分析化学
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