出版社内容情報
「基礎的な数学をできるだけ容易に学ぶことができるように」編集された教科書・参考書.理工系のどの分野に進む学生にも,自分で使える数学が身につく.勉強の途中で投げ出さないで前進できるようわかりやすく解説.
内容説明
理工系学生のための数学入門書、理工系のどの分野に進む人にとっても必要な数学の基礎を、徹底的にかみくだいて記述。
目次
1 基礎的な知識
2 確率
3 確率変数
4 主な分布
5 標本と統計量の分布
6 推定と検定
7 確率過程
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MrO
1
随分前に買った本だが、通して読むのは初めて。とてもいい本だということがわかった。地味だけど味わい深い本だ。2017/09/17
ところてん
1
いい本だと思います。内容がごちゃごちゃしていないところがいいと思います。2014/01/17
こずえ
0
確率統計初学者向け
ユータス
0
理工系の学生が「確率・統計」に入門するには最適な一冊だと思います。計算問題を自分で実際に手を動かして解いてみることで理解ができます。 解説が丁寧で誤りも非常に少ない(私は1つも見つけられなかった)ので、初学者が自習する場合にも安心して使えると思います。扱ってる内容も、入門書として十二分な内容です。最後に「確率過程(=時系列の基礎)」の章があるのが特徴的。 前提知識として大学1年生レベルの微分積分・線形代数が要求されることと、いわゆる記述統計(確率を使わない統計)的な内容が少なめなことには注意です。2016/06/11
しんすけ
0
再々読になる。確率・統計を学ぶには、この本程度の裏づけは絶対に必要だ。必要あって、確率・統計関連書を読み漁っているのだが、内容が無い本があまりにも多すぎる。その意味では、この本では証明が厳格なので、ストレスは少ない。ただし、数式の羅列によって主要な部分が探しにくいのが惜しまれる。数式証明が付録になっていれば、かなり読みやすい本になっただろう。2014/09/16