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目次
1章 フーリエ級数
2章 フーリエ展開
3章 離散フーリエ展開
4章 スペクトルと音声
5章 微分
6章 sinθの微分
7章 積分
8章 射影と直交
9章 eとi
10章 オイラーの公式
11章 フーリエ級数展開複素数表示
12章 フーリエ変換と波の不確定性
13章 FFT法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
121
再読です。先日「量子力学の冒険」を読みましたが、理解があまりできないのでもう少しやさしいこちらの本を再読しました。やはり数学分野に限られているようなので説明もわかりやすく読みとおすことができました。むかしてこずったオイラーの公式もどうやら読み通せました。悦明が講義調ですのでわかりやすいのでしょう。2017/03/10
takaC
56
ふと思い立って20年ぶりに読んだ。これは良書。とても良書。先日読んだ数学ガールの『丸い三角関数』をもうちょっと掘り下げるとこれになるみたいな感じ。イラストは落書きレベルだけどね。え?今日まで知らなかったけど協力者一覧の一番上が赤瀬川原平(画家・作家)氏じゃないですか。なんという奇遇。今日は良い日だ。2014/12/02
まつど@理工
7
フーリエ変換の入門では敷居がかなり低い。好みは人それぞれ、僕は眺める程度で返却。2013/09/07
nakitsu
4
フーリエ解析の入門書を探していて、ひときわ異彩を放つこの本を読んでみました。とても良かったです。声の波形の違いを表現しようという自然な目的から出発して三角関数、微分、積分、複素数と必要な道具を順番にそろえながら進んでいきます。小学生でも最初の何章かは十分理解できそうな書き方で、予備知識が増えれば順に先まで味わえる。挿絵の量や文章の雰囲気の変化的にもそういうふうに狙って作ってあるのかな?専門家が書いたものではないので厳密な議論は省かれてたりしますが、とにかく分かりやすいのがいいですね。2013/07/24
Yoshihiko Toda
4
こんな面白い本は久しぶりというぐらい! かなりお勧めです.フーリエ級数,フーリエ展開,離散フーリエ展開,フーリエ変換,離散フーリエ変換を経て,FFTまでの道のりが書かれています.この丁寧さと手作り感は秀逸!つまづくことなく,一晩で400ページ読破してしまった!2012/03/17