内容説明
本書は大学などで宇宙関連を学ぼうと意欲をもっている人、企業、機関、研究所などでこれから宇宙関連の仕事につこうとしている人、そして日々の情報から宇宙に関心をいだいている人などを対象にしています。よって内容も工学的に深く掘り下げるよりは、全般を網羅し、それらを有機的につなげていくことに主眼を置いています。
目次
第１編 基礎編（概論；ロケット；宇宙環境とは；人工衛星のミッション ほか）
第２編 応用プロジェクト編（リモートセンシングと地球観測衛星；宇宙環境利用と宇宙ステーション；宇宙往還技術；月、火星探査）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅんどーん
1
工学というタイトルに身構えつつ読んだが、なんとか理解できる箇所も意外に多くあった。それは、数年前に読んでいたらきっと理解できていないし、一年前でも理解できていなかったかもしれない。人工衛星やロケットの技術は、宇宙の研究という本来の目的を果たしつつ、身近な生活の領域にも急速に浸透してきている。だから、本来宇宙工学の専門用語だったものが、今では一般的に使われているということが増えて、非常に理解しやすくなっている。2022/06/23
