機械学習プロフェッショナルシリーズ<br> ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング

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機械学習プロフェッショナルシリーズ
ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784061529137
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3341

出版社内容情報

基本概念から技術的課題とその解決方法までをわかりやすく紹介。将来展望や研究動向も把握できる最適な一冊!<人間と機械>を超えた、人工知能の新世界!
計算機では対応できない問題は,ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシングを組み合わせて解決する!基本概念から技術的課題とその解決方法までをわかりやすく紹介。将来展望や研究動向も把握できる最適な一冊!

【機械学習プロフェッショナルシリーズ】
本シリーズでは、発展著しい機械学習技術の数学的な基礎理論、実用的なアルゴリズム、それらの活用法を、全31巻(*)にわたって刊行する。
ビッグデータ時代を牽引している若手・中堅の現役研究者が、入門的な内容から最先端の研究成果までをわかりやすく解説。
これからデータサイエンス分野で研究を始めようとしている大学生・大学院生、および、機械学習技術を基礎科学や産業に応用しようとしている研究者・技術者に向けた注目のシリーズである。

第4期として、以下の4点を刊行!

ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング 鹿島 久嗣/小山 聡/馬場 雪乃・著
変分ベイズ学習 中島 伸一・著
ノンパラメトリックベイズ 佐藤 一誠・著
グラフィカルモデル 渡辺 有祐・著

第5期の刊行は2016年8月、第6期の刊行は2016年12月の予定。

【シリーズ編者】
杉山 将 東京大学大学院新領域創成科学研究科 教授

(*)【追加・変更について】
2016年2月、『機械学習のための連続最適化』『ガウス過程と機械学習』の2書目を新たにシリーズラインナップに追加しました。また、『統計的自然言語処理』を『深層学習による自然言語処理』に変更しました。詳しくは、講談社サイエンティフィクwebページをご覧ください。

第1章 ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング
第2章 ヒューマンコンピュテーションシステムの設計論
第3章 クラウドソーシングの品質管理
第4章 クラウドソーシングによるデータ解析
第5章 今後の展望


鹿島 久嗣[カシマ ヒサシ]
著・文・その他

小山 聡[オヤマ サトシ]
著・文・その他

馬場 雪乃[ババ ユキノ]
著・文・その他

内容説明

“人間と機械”を超えた、人工知能の新世界!基本概念から技術的課題とその解決方法までをわかりやすく解説。将来展望や研究動向も把握できる。

目次

第1章 ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング(ヒューマンコンピュテーション;クラウドソーシング;ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシング;本書の構成;ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシングに関する情報源)
第2章 ヒューマンコンピュテーションシステムの設計論(ゲーム化によるヒューマンコンピュテーションの実現;ヒューマンコンピュテーションのインセンティブ設計;ヒューマンコンピュテーションの設計)
第3章 クラウドソーシングの品質管理(品質管理とは;作業品質とワーカの評価;冗長化と誤り訂正;ワーカの能力と正解の同時推定;複雑な出力をもつタスクへの拡張;関連する話題)
第4章 クラウドソーシングによるデータ解析(データ解析の労働集約性;クラウドソーシングによるデータ準備;クラウドソーシングによる予測モデリング;クラウドソーシングによる探索型データ解析)
第5章 今後の展望(ヒューマンコンピュテーションとクラウドソーシングの課題;展望:人間と機械を超えて)

著者等紹介

鹿島久嗣[カシマヒサシ]
博士(情報学)。京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士後期課程修了。京都大学大学院情報学研究科教授

小山聡[オヤマサトシ]
博士(情報学)。京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻博士後期課程修了。現在、北海道大学大学院情報科学研究科准教授

馬場雪乃[ババユキノ]
博士(情報理工学)。2012年東京大学大学院情報理工学系研究科創造情報学専攻博士課程修了。現在、京都大学大学院情報学研究科助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

8
コンピュータと人間が協力し補完し合いながら処理を進めるヒューマンコンピュテーションという考え方がある。中でも、ひとつのタスクを細かいタスクに分割して大勢の人(ワーカ)にネットを介して割り振り、結果を集めるクラウドソーシングが広まってきている。大きな課題はワーカの質がばらついている前提で、結果の正当性を推定し、全体のタスクの品質を上げること。様々な方法が研究されているのだと改めて感心した。他への展開も考えられる。最近多い高度な課題に対するコンテストも優秀な人材を活用するクラウドソーシングの一つとみなされる。2017/09/29

月をみるもの

6
問題の正解・難しさとクラウドワーカーの能力を同時に推定する方法は、JPL の人が金星火山の分類を人手で行うために開発したらしい(http://www.datalab.uci.edu/papers/nips94.ps.gz)。計算素子としての人間の能力を引き出すための、ゲーミフィケーションやメカニズムデザインの話も面白い。これで、Amazon Mechanical Turk への発注の仕方まで書いてあったら実用書としては満点だったが、さすがにそこまでは望み過ぎか。。 2016/07/31

一索

1
ESPゲームほんと賢い2016/06/24

Tsukasa Fukunaga

0
人間の技能と機械学習を上手く組み合わせる事で、より優れた性能を出すヒューマンコンピュテーションや、仕事をネット上で不特定多数の人に行ってもらうクラウドソーシングについての教科書。機械学習プロフェッショナルシリーズは、結構数理的な基礎を中心に解説している本が多いが、この本は数理的な基礎はほどほどに、具体的な応用や現状を中心に述べており、手軽に読める。機械学習といえばDeep Learningとされる風潮の中で、人間の技能に焦点を当てた本書は、別の視点として是非押さえておいたほうが良いように思われる2016/04/27

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