ブルーバックス<br> 量子もつれとは何か―「不確定性原理」と複数の量子を扱う量子力学

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ブルーバックス
量子もつれとは何か―「不確定性原理」と複数の量子を扱う量子力学

  • 古澤 明【著】
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  • 講談社(2011/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062577151
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0242

出版社内容情報

「2つの量子は離れていてもつながっている」というアインシュタインを悩ました現象を、不確定性原理と量子光学の実験を通して解説。量子もつれでわかる新しい量子力学の世界。「2つの量子は離れていてもつながっている」というアインシュタインを悩ました現象を、不確定性原理と量子光学の実験を通して解説する全く新しい量子力学入門書。(ブルーバックス・2011年2月刊)

序章 量子力学とは
第1章 テクノロジーの進歩と量子化の必要性
第2章 振り子の量子化
第3章 光の量子化
第4章 レーザー光と量子ゆらぎ
第5章 量子エンタングルメント
第6章 量子光学を用いてEPRペアを生成するための準備
第7章 量子光学を用いてEPRペアを生成
第8章 量子光学を用いた量子エンタングルメント検証実験
第9章 単一光子状態の生成
第10章 量子テレポーテーション
第11章 多量子間エンタングルメントと量子エラーコレクション実験


古澤 明[フルサワ アキラ]
著・文・その他

内容説明

アインシュタインを悩ませた「量子もつれ」の正体とはなんだったのか?不確定性原理と波の重ね合わせから導き出される量子もつれを駆使して、まったく新しい量子力学の考え方を提示する。

目次

量子力学とは
テクノロジーの進歩と量子化の必要性
振り子の量子化
光の量子化
レーザー光と量子ゆらぎ
量子エンタングルメント
量子光学を用いたEPRペアを生成するための準備
量子光学を用いてEPRペアを生成
量子光学を用いた量子エンタングルメント検証実験
単一光子状態の生成
量子テレポーテーション
多量子間エンタングルメントと量子エラーコレクション実験

著者等紹介

古澤明[フルサワアキラ]
1961年埼玉県生まれ。1986年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了。(株)ニコン開発本部研究所(東京都品川区)、同筑波研究所(茨城県つくば市)、東京大学工学部物理工学科助教授を経て、2007年より、東京大学工学部物理工学科・大学院工学系研究科物理工学専攻教授。工学博士。1996年から2年間、カリフォルニア工科大学客員研究員。1998年に成功した決定論的量子テレポーテーションの実験は、Science誌が選ぶ1998年の10大成果に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kent Kaseda

16
良書だと思うが、精読を要する。難解だが、それでもかなり噛み砕いて説明して下さっている(気がする)。レーザーや量子ビット、量子コンピュータといった量子力学の原理を活用した科学技術を理解するには、まず本書で扱う「量子もつれ」の理解が不可欠である。2018/02/26

中年サラリーマン

8
複数の量子の不確定性原理を考慮したふるまいは?というお題で一冊書ききっている。途中、「数式でしか説明不可能」という文のあと迷いもなく数式が出てくるので一般の人にはお勧めできないかな。物理好き、あるいは物理学徒でなんの研究しようかなと迷っている人には参考に読んでみてほしい、そんな書籍。ただ、内容は理解できれば間違いなくスリリングで面白いです。2013/09/15

J

7
★☆☆☆☆ うーん。。残念ながら、ちっとも頭に入ってこなかった。わからなくても面白いと思えればよかったが、それもなかった。図も式も理解の助けにはなっていなくて、途中から読むのが面倒になってしまった。そもそも出だしに、不確定性原理を、観測と言う行為が観測対象に影響を与えることが原因だと説明している。この時点で、おいおい、大丈夫か?と思ってしまった。2023/10/18

いりあ

6
物理学者 古澤明氏による「量子テレポーテーション」に続く量子力学の解説書。本書では量子力学を基礎とした量子光学を用いて「量子もつれ」を説明をしていることが特色です。全部は分からないですが、いくつか腑に落ちるところがあったので収穫かな。やはり内容が高度なため、ある程度物理的な知識が必要だと思います。また数式アレルギーの人向けに図を多用しているのですが、ページの関係で説明文と離れてしまっているため、ちょっと読みにくいのが残念。前著の後半に書かれていた光を用いた実験に興味をひかれた人は必読かも。2020/03/31

yori

5
★★★☆☆ 読み始めから、ちょっと読み辛い気がしたが、、、どんどん置いて行かれた。。。結局量子もつれとは一体なんなのか分からずー、、、2013/03/07

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