ブルーバックス<br> 鳥!驚異の知能―道具をつくり、心を読み、確率を理解する

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鳥!驚異の知能―道具をつくり、心を読み、確率を理解する

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  • サイズ 新書判/ページ数 416p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065020531
  • NDC分類 488.1
  • Cコード C0245

出版社内容情報

数千曲の歌を歌い、道具を使い、贈り物をし、葬式を挙げる……。最新科学に基づいて、鳥類の数々の知的な行動を紹介。鳥はすごい!鳥類学者・川上和人氏(『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』の著者)、推薦!
「『鳥頭』はもはや悪口ではない。褒め言葉だ。鳥を知ることは、人を知ることにつながるのだ。」

・鳥はなぜ成功できたのか?
鳥類は現在の地球で大成功をおさめていて、あらゆる場所で出合うことができる。ある科学者の見積もりでは、「人間一人につき30?60羽の鳥がいる」という。鳥たちの成功の要因はなんだろうか?
近年の科学研究は、彼らの高度な心的能力をつぎつぎに明らかにしてきた。鳥は道具をつくって操り、他者の心を読み、確率を理解し、数百の歌(さえずり)を学び、芸術的な建造物をつくり、数千キロを地図なしで旅する……。人間にできて鳥にできないことのリストは、しだいに減ってきた。

・自然が生んだもう一つの「賢い脳」
鳥類は恐竜の子孫である。ヒトをふくむ哺乳類とはまったく異なる道筋で進化を遂げた。鳥の小さな脳をくわしく研究した結果、わたしたちのものとは別の方法で生まれたもう一つの「賢い脳」がすがたを現した。鳥に与えられた脳とはどのようなものなのか?

・知能とはなにか?
私たち人間は、動物たちの「賢さ」や「知能」をどのように測ればよいのだろうか? 「どれだけヒトに似ているか」という視点では、動物本来の知能を評価することはできないだろう。また、私たちが考える「高度な知能」は、はたして自然界においてほんとうに役に立つものだろうか? 鳥の行動と脳をとおして、「知能とはなにか」「知能の価値とは」を検討する。

・本書の内容
序 章 〈鳥頭〉の反撃
第1章 鳥のIQ
第2章 恐竜の子孫が進化させた脳
第3章 イノベーターたち
第4章 社会をつくる知能、知能を生む社会
第5章 さえずりと言語
第6章 鳥は芸術家?
第7章 脳の中の地図
第8章 都会っ子のスズメ

序 章 〈鳥頭〉の反撃
第1章 鳥のIQ
第2章 恐竜の子孫が進化させた脳
第3章 イノベーターたち
第4章 社会をつくる知能、知能を生む社会
第5章 さえずりと言語
第6章 鳥は芸術家?
第7章 脳の中の地図
第8章 都会っ子のスズメ

ジェニファー・アッカーマン[ジェニファー アッカーマン]
著・文・その他

鍛原 多惠子[カジハラ タエコ]
翻訳

内容説明

鳥類が現在の地球上で大成功をおさめているのはなぜか?近年の科学研究は、彼らの高度な心的能力とそれを生む脳構造をつぎつぎに明らかにしてきた。鳥は道具を操り、他者の心を読み、確率を理解し、数百の歌を学び、数千キロを地図なしで旅する。世界中にいる翼の生えた天才たちの能力を紹介し、「知能とはなにか」に迫る!

目次

序章 “鳥頭”の反撃
第1章 鳥のIQ
第2章 恐竜の子孫が進化させた脳
第3章 イノベーターたち
第4章 社会をつくる知能、知能を生む社会
第5章 さえずりと言語
第6章 鳥は芸術家?
第7章 脳の中の地図
第8章 都会っ子のスズメ

著者等紹介

アッカーマン,ジェニファー[アッカーマン,ジェニファー] [Ackerman,Jennifer]
サイエンスライター。1980年、イェール大学卒業。生理学、生態学、進化生物学、環境科学など幅広い分野の記事を、『ナショナルジオグラフィック』などの著名誌に寄稿している

鍛原多惠子[カジハラタエコ]
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

80
鳥すごい!道具を作ってさらにそれを持ち運ぶ鳥がいる。 言葉で意思を伝えられるのがいる。死ぬ前に飼い主に”お休み、愛してる” 驚きの話満載ですが、2018年刊なので、最新のさらに驚きのが出てない。 鳥類学者じゃなくサイエンスライター。翻訳物の読みにくさも少々 でも興味深い2022/09/07

佐島楓

64
歌をうたい、言葉をしゃべり、芸術性を持ち、認知能力に長けるこの存在に、人間が自分たちの概念としての「知」を当てはめていいのだろうか、と疑問に思ってしまう。もしかしたら彼らのほうが、めざましいスピードで進化を続けているのかもしれないのだから。2018/04/13

やいっち

39
温暖化の影響は、鳥も免れるわけに行かない。特に子育てに数年を要するような鳥に厳しい。 子育て期間が長い イコール 進化に手間取る。長距離の渡りの末にたどり着いたら、気候風土が変わっていた、など環境の急変。本書を読んで興味深かったのは、人間はどうしても、知能の高さに関心を抱いてしまうこと。科学者も例外じゃない。あの鳥は頭がいい。餌の隠し方が上手。ハトの帰巣の見事さ。星、地磁気、風土の匂い、風向き、波、視界に広がる光景……。では、人間から見て賢い鳥が生き抜く力があり、悪いとダメなのか。一概にそうも言えない。2019/07/12

Mc6ρ助

12
『科学者の中には、このテクノロジーに過度に依存すれば私たちの海馬は縮小してしまう、と恐れる人もいる。実際、マギル大学の研究者たちがGPSを使う年配の人、使わない年配の人を比較したところ、自分の判断で車を運転することに慣れている人の海馬はそうでない人の海馬より灰白質が多く、総合的な認知能力の衰えが少なかった。(p236)』自分を基準にして判断してはいけない。鳥には鳥の世界があり、人には理解が難しい知能があるようだ。でもやっぱり使ってないと錆び付いてしまうのは同じ。2019/01/18

Bartleby

10
人類は鳥の存在なくしてここまで進化できなかったのではないかとさえ思いたくなる。恐竜の子孫として進化し、哺乳類としての知能とは別の知能を発達させてきた。とくにさえずりと言語に関するくだりが興味深かった。さえずりの多様性と、それが必ずしも繁殖のためになされるわけではないことに驚く。空を飛ぶことだけではなく、歌うこともまた鳥へのあこがれなのか。2022/09/02

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