ブルーバックス<br> 太平洋―その深層で起こっていること

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ブルーバックス
太平洋―その深層で起こっていること

  • 蒲生 俊敬【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784065128701
  • NDC分類 452.21
  • Cコード C0240

出版社内容情報

人はなぜ、「深海」に魅かれるのか? 海底火山から海溝底まで、「最大にして最深の海」で繰り広げられる、おどろきの地球史!日本は世界1位の「超深海」大国!
→6000m以深の体積が最大

世界中で最も活発な海底火山山脈が連なり、深さ7000mを超える海溝の84%が集中する太平洋――。

海面からは見通せないその深部で何が起こっているのか?

調査航海・潜航歴40年の第一人者が謎解きに挑む!


人はなぜ、「深海」に魅かれるのか?

宇宙飛行士が550人を数える時代に、1万m超の海溝底に到達したのは3人だけ!

人類最後の秘境=深海底は、どんな世界で、何が起こっているのか?

ハワイ島沖・水深1000mにひそむ火山の正体とは?

古代天皇の名をもつ謎の海山群はなぜ生まれたのか?

地球最深部からマグマを噴き出すホットスポットが移動する!?

そして、マリアナ海溝の最下層に暮らす生物を襲う大異変とは?

「最大にして最深の海」で繰り広げられるおどろきの地球史!


【もくじ】

第1部 太平洋とはどのような海か
 第1章 「柔らかい」太平洋――広大な海を満たす水の話
 第2章 「堅い」太平洋――その海底はどうなっているのか

第2部 聳え立つ海底の山々
 第3章 ハワイ沖に潜む謎の海底火山
 第4章 威風堂々! 天皇海山群の謎
 第5章 島弧海底火山が噴火するとき――それは突然、火を噴く

第3部 超深海の科学――「地球最後のフロンティア」に挑む
 第6章超深海に挑んだ冒険者たち――1万メートル超の海底を目指して
 第7章 躍進する超深海の科学


蒲生 俊敬[ガモウ トシタカ]
著・文・その他

内容説明

宇宙飛行士が550人を数える時代に、1万m超の海溝底に到達したのは3人だけ!人類最後の秘境=深海底は、どんな世界で、何が起こっているのか?ハワイ島沖・水深1000mにひそむ火山の正体とは?古代天皇の名をもつ謎の海山群はなぜ生まれたのか?地球最深部からマグマを噴き出すホットスポットが移動する!?そして、マリアナ海溝の最下層に暮らす生物を襲う大異変とは?「最大にして最深の海」で繰り広げられるおどろきの地球史!

目次

第1部 太平洋とはどのような海か(「柔らかい」太平洋―広大な海を満たす水の話;「堅い」太平洋―その海底はどうなっているのか)
第2部 聳え立つ海底の山々(ハワイ沖に潜む謎の海底火山;威風堂々!天皇海山群の謎;島弧海底火山が噴火するとき―それは突然、火を噴く)
第3部 超深海の科学―「地球最後のフロンティア」に挑む(超深海に挑んだ冒険者たち―1万メートル超の海底を目指して;躍進する超深海の科学)

著者等紹介

蒲生俊敬[ガモウトシタカ]
東京大学名誉教授。1952年、長野県上田市生まれ。東京大学理学部化学科卒業、同大学院理学系研究科化学専攻博士課程修了。理学博士。北海道大学教授、東京大学大気海洋研究所教授を歴任。研究船や潜水船によるフィールド調査をこよなく愛し、化学的手法による海洋研究のための乗船観測は一七四〇日に及ぶ。また、深海潜水船での一五回の潜航経験をもつ。海洋の深層循環や海底温泉の研究により、文部科学大臣表彰(科学技術賞)・地球化学研究協会学術賞(三宅賞)・海洋立国推進功労者表彰(内閣総理大臣賞)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

めんま

24
地球最後のフロンティアは深海である。特に、水深6000メートル以深の超深海と呼ばれる空間は、強烈な水圧などの関係からほとんど調査の手も届いていない。そんな未知の世界である深海における海流の仕組み、海底の動き、海底調査の歴史などが楽しめる。ロマンを感じた。2021/08/07

Kentaro

16
深海底にはふつう、ごく少しの生物しか棲んでいません。理由は明白で、餌がないからです。ところが、深海の熱水噴出域のまわりには、びっくりするほど大量の生物がいます。その秘密は、熱水に含まれる水素やメタン、硫化水素などの還元性物質からエネルギーを取り出して、有機物、すなわち自身のからだを合成できる微生物がいます。光合成ならぬ、「化学合成」とよばれる現象です。熱水噴出域のような特殊な環境において、このような化学合成微生物を一次生産者とする食物連鎖系が確立されると、そこで信じがたいほど大量の生物が繁栄できるのです。2018/10/02

羊山羊

15
太平洋のそのあまりに大きなダイナミックさを、主に地底の動きに焦点を合わせて解説する。興味深かったのは、戦後すぐに活躍したアメリカ地質学者ロバート・ディーツ氏。天皇海山群を発見、命名したという彼の業績が、本著の隠れた骨組みになっている。名前を覚えながら読んでほしい。面白かった。2022/04/29

Satoshi

14
地学の本は相変わらず面白い。広大な太平洋をテーマに海流、海水の成分、海底火山、海山、海溝と様々なテーマについて、分かりやすく解説してくれる。地球温暖化や海洋プラスチックの危険性から興味深い豆知識まで飽きさせず読ませてくれるお得な一冊だと思う。2021/01/05

スプリント

11
知らない分野について知るにはブルーバックスは最適ですね。2019/05/19

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