感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えぬ
5
なかなかよくまとまってる気がする。しかも教科書の流れにそっていて、基礎的な内容ばかり。高校生にオススメ2016/08/30
タツノコメバル
3
栄養学を学んだついでに、生物学をさらっとおさらい。アミノ酸の構造やATPの合成方法などを知っていると、より深く理解できる。学ぶことの面白いところは、異分野の知識が有機的に繋がって一枚絵になるところだ。 また、体系的に知ることで、実生活に役に立つこともままある。最近で言えば、コロナウイルスにアルコールは効くのか、など。2020/02/08
氷菓子
2
キャベツが自分を食べる虫に応じて、その虫の天敵を呼び寄せる物質を揮発させているというのを初めて知った。自分を食べてる虫の種類をどう認識しているのかは解明されてないとの事だったので、今後の進展が楽しみ。こういうメカニズムが解明されて、自分を防御する能力が強化された作物が育種できれば無闇に農薬を使わずにすみ、環境にもよいだろう。すぐには応用できなくっても、こういう基礎研究って面白いし大事。2016/11/03
Klavier
1
2016年の発行だが、約10年前に自分が習った内容と様変わりしていると感じた。 文系選択が仇となったのか、覚えていないだけか... それはさておき、RNAやリボソームの働き説明は新鮮だった。核膜内の説明が続いていたが、mRNAが角膜を通過してリボソームによってタンパク質を作るというのが分かったとき、ここに繋がるんだなと分かり嬉しくなった。 後半部分、巻末に近いところにiPS細胞やオプジーボなどの比較的新しい話題も書かれていました。2019/07/29