出版社内容情報
音感覚に関する生理学的測定法と補聴器や人工内耳などの聴覚補償装置を臨床的観点だけでなく音響技術の観点も含めて体系的に解説。
目次
1部 聴覚と言語の理解(聴覚の重要性;音の属性;外中耳の構造と機能;内耳の構造と機能;聴覚中枢の構造と機能;大脳言語理解機能とその部位)
2部 聴力検査法(聴力検査―その歴史と各種検査法;種々の聴力検査とそれらの意義;音に対する他覚的反応による聴力検査;聴性脳幹反応による聴力検査;耳音響放射)
3部 聴覚機能の障害(乳児の言語習得過程;先天聾・高度重度難聴児の言語習得聴覚経路の各部位の機能低下)
4部 聴覚補償(補聴器;手術による聴覚補償;人工内耳の構造と機能、そしてその効果)
著者等紹介
舩坂宗太郎[フナサカソウタロウ]
1955年東京大学医学部医学科卒業。1960年東京大学大学院生物系研究科博士課程修了(第4臨床医学課程)、医学博士。1960年東京大学助手。1964年東京大学講師。1970年東京大学助教授。1984年東京医科大学教授。1997年東京医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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