内容説明
本書は、システムのモデル化と制御のための原理を理解することを目指しました。マルコフ過程、待ち行列、信頼性理論およびスケジューリングを解説。読者がシミュレーションを容易に構築できるよう工夫。例題は身近な問題を取り上げた。
目次
第１章 はじめに
第２章 マルコフ過程によるモデル化
第３章 待ち行列によるモデル化
第４章 システムの信頼性
第５章 スケジューリング
付録
著者等紹介
伊庭斉志［イバヒトシ］
１９８５年東京大学理学部情報科学科卒業。１９９０年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。工学博士。電子技術総合研究所入所。１９９８年東京大学大学院工学系研究科電子情報工学専攻助教授。１９９９年東京大学大学院新領域創成科学研究科基盤情報学専攻助教授。同教授。専門は進化システムおよび人工知能基礎の研究。特に遺伝的プログラミング、学習、推論、知能ロボットに興味を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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トルネードＧ＆Ｔ
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書名の通りシステム工学に関する基礎的な事項について解説されている教科書。マルコフ過程と待ち行列という二種類のモデル化の説明の後、信頼性とスケジューリング問題の解説が続くという構成。要求レベルとしては（数学慣れを除けば）簡単な積分と基礎的な統計に関する知識。個人的にはおそらく再読が必要である。2017/01/10
