岩波ブックレット<br> 「戦場にかける橋」のウソと真実

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岩波ブックレット
「戦場にかける橋」のウソと真実

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  • サイズ A5判/ページ数 63p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000030090
  • NDC分類 916

出版社内容情報

映画「戦場にかける橋」で知られる泰緬鉄道建設のため,第2次大戦中に日本軍は40万を越す労務者・捕虜を突貫工事にかりたてた.死者は12万にのぼるという.陸軍通訳だった筆者が鎮魂の思いをこめてその惨状を証言.

目次

プロローグ―陸軍通訳を志願
凄惨な捕虜収容所―カンチャナブリー憲兵分隊
ジャングルに眠る捕虜たちの墓―連合軍捕虜基地捜索隊同行記
ふたたび墓地を訪れる―カンチャナブリー連合軍戦争墓地参拝
元捕虜たちとの再会―クワイ河「戦場にかける橋」をともに渡る
“ロームシャ”をたずねて―東南アジア人残留労務者捜索
平和への祈り―クワイ河平和寺院建立
エピローグ―戦争の悲惨さを明らかに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

82
2016年748冊め。『朽ち果てし 木の十字架の 露の虹』。映画の内容に関する話ではなく、映画のモデルとなった史実における嘘と真実の話。泰緬鉄道建設作戦のために、そして拷問のために英国人捕虜と強制徴用された現地人から多数の死者が出た。通訳として従軍していた著者は戦犯として裁かれることはなかったが、それ故に遺骨収集やかつての捕虜たちとの再会運動などで本人なりに罪の償いを行ってきたとのこと。(続)2016/09/19

ホンドテン

0
図書館で。映画を観たので読んでみる。映画の事実検証以前に戦争の別の面の地獄を見ちゃった人の話だった。問題はその地獄をみちゃった人=筆者のその後の対応であろう・・・今から見れば、そんなことせんでもと思うが、止めてみても不人情に過ぎるわな。ゲンナリした。2014/09/28

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