出版社内容情報
家庭からオフィスから,工場から建設現場から,日々,合法・不法に廃棄される大量のごみ.焼却で有毒ガスが,埋め立てで浸出液が,大気や河川,土壤を汚す.複雑で困難な現代のごみ問題を解きほぐし,解決の方向を探る.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takao
4
1997年11月20日発行(初版)。購入は多分、寛政高校時代。地球環境問題などを勉強している時だっただろう。読み終えないまま21年が経過。「ゴミ問題」が決して単純な問題ではなく、解決すべき複雑な諸問題があることを改めて認識した。20年経ってこの問題は解決に向かっているのだろうか。今、最大の環境問題は原発事故による放射能汚染だと思うが、責任の過半は生産者たる大企業にあると思うが、本書でも述べられているように、大企業の製品を買っている消費者たる我々の責任も直視すべき。自分自身の消費生活への反省も…。2019/03/12