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岩波講座 「帝国」日本の学知〈第6巻〉地域研究としてのアジア

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  • サイズ A5判/ページ数 421,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000112567
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0330

内容説明

戦前の日本では、外務省領事部、満鉄調査部、大学・旧高商などのさまざまの機関や、団体、学会、個人が、アジア地域について膨大な文献収集と実地調査を行った。こうした市場調査や慣行調査、経済計画調査などは、戦後日本のアジア研究と調査にどのようなインパクトを与えたのか。フィールド調査と地域研究の源流を探る。付録・アジア調査研究関連人物データ。

目次

他者理解としての「学知」と「調査」
アジア調査の系譜―満鉄調査部からアジア経済研究所へ
農業農村調査の系譜―北京大学農村経済研究所と「齊民要術」研究
柳田民俗学の東アジア的展開
日本占領期の社会調査と人類学の再編―民族学から文化人類学へ
調査統計の系譜―植民地における統計調査システム
近代日本の海外通商情報戦略と東南アジア
戦前・戦中期高等商業学校のアジア調査―中国調査を中心に
華僑・華人調査―経済力調査・日貨排斥・抗日運動調査
長期経済計画と産業開発―「生産力拡充計画」から「経済自立五ヵ年計画」へ
日本の中国調査機関―国策調査帰還設置問題と満鉄調査組織を中心に
調査機関・団体とその資料―東南アジア

著者等紹介

末廣昭[スエヒロアキラ]
東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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