出版社内容情報
人間の知能をロボットに再現しようとする試みは，われわれ人間の理解へと確実につながった．いま「昆虫規範型ロボット」を提唱する著者が，ロボット研究の四半世紀の歩みと未来の可能性について，豊富な具体例で語る．
内容説明
たとえば“癒しロボット”“ペットロボット”の大ブームの背後には、どれほどの試行錯誤があったことだろう。しかし、人間の知能をロボットに実現しようとする試みは、確実にわれわれ人間の理解へとつながった。昆虫規範型ロボットを提唱する著者が、ロボット研究の四半世紀の歩みと未来の可能性について、豊富な具体例で語る。
目次
１ 人工知能の成果（人工知能の隆盛期；人工知能への反省 ほか）
２ 人工知能とロボット知能（人工知能を有するロボット；ロボットと自動機械 ほか）
３ 知能ロボットの開発研究（けん玉ロボット―素早く正確に動く知能の例；ヨーヨーロボット―適応する知能の例 ほか）
４ 昆虫規範型ロボティクス（機械は意識を持ち得るか；昆虫ロボットとマイクロロボット ほか）
著者等紹介
三浦宏文［ミウラヒロフミ］
１９３８年生まれ。メカトロニクス／ロボット工学。工学院大学教授・東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
