出版社内容情報
漢詩は,先生にとって余業であった.しかし小説とおなじく,先生の思想の表現であった――と著者は語っている.本書は明治二十二年の学生時代の詩から,十数日後の死を予感する大正五年十一月二十日夜の,七言律詩にいたる漱石全詩のうち,数篇を除く二百篇に注釈を加え,その思想遍歴の跡をみごとに描き出す.
漢詩は,先生にとって余業であった.しかし小説とおなじく,先生の思想の表現であった――と著者は語っている.本書は明治二十二年の学生時代の詩から,十数日後の死を予感する大正五年十一月二十日夜の,七言律詩にいたる漱石全詩のうち,数篇を除く二百篇に注釈を加え,その思想遍歴の跡をみごとに描き出す.
東京都公安委員会 古物商許可番号 304366100901