岩波新書<br> 現代“死語”ノート〈2〉1977‐1999

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岩波新書
現代“死語”ノート〈2〉1977‐1999

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  • サイズ 新書判/ページ数 227,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306511
  • NDC分類 814
  • Cコード C0295

出版社内容情報

20年前のあなたは〈フィーバー〉それとも〈それなりに〉? 〈花キン〉〈レトロ〉から〈アムラー〉〈たまごっち〉まで,流行語を通してユーモアたっぷりに描く同時代観察エッセー.堂々1999年までをおさめた待望の続篇.

内容説明

二十年前のあなたは“フィーバー”それとも“それなりに”?“花キン”の賑わいから、“同情するなら金をくれ”が出てくるバブル後へと、激しく変貌する社会をもっともよく映した流行語を、ユーモアたっぷりに描いていく同時代観察エッセー。1977年から99年までをおさめた、待望の続篇。ほんのきのうのことを、見つめてみませんか。

目次

1977年(昭和五十二年)
1978年(昭和五十三年)
1979年(昭和五十四年)
1980年(昭和五十五年)
1981年(昭和五十六年)
1982年(昭和五十七年)
1983年(昭和五十八年)
1984年(昭和五十九年)
1985年(昭和六十年)
1986年(昭和六十一年)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

17
前巻では若き日の著者は自分の暮らしに根付いたものとして「死語」と向き合っていた印象を受けるが、この巻ではどこか高みから人々の暮らしを見下ろしている「上から目線」を感じる。だが、それを直ちに批判的に捉えたくない。この変化はきっと、著者がマスコミの中で功績を成し遂げた「批評家」であり「クリエイター」になってしまったことから来る、不可避のものなのだろうと思う。私はこの変化を「褒め殺し」したくない。「そりゃあんまりでしょう」というコメントもしたくなるが、しかし時代と愚直に接する姿勢はイヤミ抜きで見習いたいとも思う2021/04/28

ちくわん

11
1977年~1999年、昭和から平成にかけて。当時の流行やニュースの表面は割と記憶にあるが、一歩踏み込むと「意外な」までに分かっていなかった。時代の空気だけを吸って生きていた感じ。ジュリアナ東京には1回は行っておくべきだった。(ノーパン喫茶は結構だが。。。)教科書では学べない(学ばない)身近な歴史書だ。2018/06/08

Gen Kato

6
自分の幼少~若いころの流行語。いろんなことを思い出しつつ小林信彦節を味わう。福田赳夫首相の「人の生命は地球より重い」を紹介した後、「言葉遊びが好きな人であった」と一行。うなるしかない。小林信彦先生、凄いわ…2019/04/01

gtn

6
1985年の「新人類」の項で、その代表石橋貴明の「たけしさんも、あっち側(旧世代)になりましたね」とのコメントを紹介。それから33年。いまだにテレビに出ずっぱりのたけし。一方、「みなおか」が終了したとんねるず。2018/07/22

kinkin

4
なうい、ださい、うざいetc懐かしい言葉がぞろぞろ出てくる。2013/12/25

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