岩波現代文庫
忍びの者〈4〉忍びの陣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 521p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006020644
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

弱肉強食の戦国時代,甲州真田家に雇われた真田十勇士.猿飛佐助,穴山小助,根津甚八,霧隠才蔵たちは,関ヶ原の決戦へ…立川文庫の世界を,現代に甦らせ,権力の闇を切り裂く痛快大河時代小説,更なる展開編.

内容説明

弱肉強食の戦国時代、甲州の荒くれ土豪六文銭の旗印真田家によって組織されたヤメヌ組に属する忍者、ご存知真田十勇士。猿飛佐助、穴山小助、根津甚八、霧隠才蔵たちが修業と遍歴の末、関ヶ原の決戦へ…荒唐無稽な立川文庫の世界を現代に甦らせ、権力の闇を切り裂く、痛快大河時代小説、更なる展開編。

著者等紹介

村山知義[ムラヤマトモヨシ]
1901‐77年。劇作家、演出家、作家。東京生まれ。21年東大哲学科を中退して、ドイツ留学。23年帰国し、前衛美術団体「マヴォ MAVO」を組織。新劇舞台美術に新風をふきこむ。プロレタリア演劇運動に参加、『暴力団記』『志村夏江』等の戯曲を発表。新協劇団、戦後は東京芸術座等により新劇運動をおしすすめた
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感想・レビュー

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mak2014

6
第四巻目。秀吉の朝鮮出兵がメインだった第三巻より時代をさかのぼり、武田家の衰退・滅亡とその家臣の真田家の興亡から始まり、関ヶ原の合戦で東軍・家康の勝利まで。忍者も登場するがだんだん普通の歴史小説に。東西両軍の武将の思惑、裏切りなど他の本で読んでいてもおもしろい。合戦の際、一番先の手柄が重きを置かれるので、敵の首を取ったら、戦いを抜け、報告に行くというのは初めて知り、当時の論功行賞のあり方も含め興味深い。2016/11/29

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