朝日選書<br> 脳―1400グラムの宇宙

朝日選書
脳―1400グラムの宇宙

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  • サイズ B6判/ページ数 241,/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784022594518
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0345

内容説明

「人間であること」を支える小さな器官、宇宙にも比すべき複雑さをもつ“脳”の驚異と謎を、最新の研究をもとに描き出す。

目次

第1章 脳の中に人間がいる(論争「脳VS心臓」;ガレノスの反証;カハールの発見;ニューロンとシナプス;ガルヴァーニの発見;神経伝達物質;ニューロンのネットワーク)
第2章 人間の脳・動物の脳(心はどこにあるか;体内時計;洞窟滞在実験;パイロットの悩み;自律神経とホルモンの中枢;ストレスの時代;フィニアス・ゲイジの物語;大脳の動物「人間」)
第3章 正常と異常(妄想は夢に似ている;文学にみる幻覚と幻聴;精神分裂病の診断;ラボリの発見;ドーパミン仮説;世界に逆行した日本)
第4章 生れと育ち(言語は民族の証明書;日本語の特徴「母音」;アボリジンの特殊「能力」;神経細胞のネットワーク;刺激でシナプスが変わる;刺激でDNAの働きも変わる;男性ホルモンの役割;チンパンジーは話せるか;語義は左脳、語調は右脳;言葉に感情を加味する)