内容説明
全国各地に伝わる、神話・伝説・昔話・説話・奇談・人物の逸話などを集大成した、総合的な伝承文芸大事典。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神野
6
図書館で出会った本。貸し出し禁止のラベルがあったので借りれない…残念。ぱっと見、国語辞典のような感じですね。伝説に関する単語や名前を引くと、長い説明が載ってる奇伝や伝説の大事典でした。びつくりする情報量。ここまで詳しい内容＆収集量は見たことがなかったです。流石に小説の様に全部は読めない。気になるものだけ調べました。挿絵のような物はあまりなく本当に調べる事がメインの使い方。なので、妖怪の絵が見たいとかそう言うのには向かない。また機会があったら読もうと思う。2017/11/19
判家 悠久
0
平成前の角川の事典系が絶好調な１作です。多感な高校生にはそれ刺激的で完読しました。知れずこれで戯曲５作分のプロットは書いた覚えが有ります。ただ事典故の時系列では無く、超大判の文字びっしりで1022ページも読めないとお思いでしょうが、関連語を辿れば完読も可能かと思います。まあ昔の高校生はネットも携帯も無かったでしょうも有りますが、それを越えた魅力がこの事典には有ります。そう一度は手放したものの、社会人になってまた買い戻した程の出来なので、角川は何処かしらの時点で復刻すべき事典であると推しておきます。1988/03/01
