出版社内容情報
【内容紹介】
音楽に感動するとは、どういうことなのか。どの作曲家の、どの作品から始めたらいいのか。どの指揮者・演奏家がすぐれているのか。音楽をより身近なものに、と願う著者が、自身の豊富な音楽体験をとおして、クラシック音楽のもつ醍醐味を語り、鑑賞に必要な基礎知識を教える。
クラシック音楽は難解ではない――ベートーベンばかりがクラシック音楽ではないのです。モーツァルトのように軽快で優雅なもの、またヨハン=シュトラウスのように踊るためのものもあります。さらに『マイ=フェア=レディ』のようなすぐれたミュージカルもクラシック音楽として残るものだと考えます。クラシック音楽に気軽にはいっていくことができるようにわたしは、いくつかの手がかりを示したつもりです。若い人々が、クラシック音楽へ目を開いて、音楽を一生、身近なものにしていただければと思います。――本書より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yu
1
この著者の「クラシック音楽を楽しもう」では上から目線のクラシック至上主義がぷんぷんしていたが、この本はその悪い面がないので好感が持てる。2014/11/12
あ
0
か2017/06/09
えふのらん
0
コンサート会場で演奏の邪魔をしている生活音も雰囲気の一部とか、ライヴはアンサンブルが乱れるところがいいとか、レコードを聞く時はできるだけ人を集めて静粛かつわいわい聞こうとか、おすすめの愉しみ方がいちいち無垢で、(スタジオ音源比較で汚れきった)心が張り裂ける思いで読んだ。2017/04/29
takao
0
うーん。2017/03/02
えひめみかん
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専門書というよりも、クラシックの間口を広げようとする内容。「音楽は(中略)生活のアクセサリー」という表現印象的でした2015/05/12