出版社内容情報
★本書は『書評空間 KINOKUNIYA BOOKLOG』にエントリーされています。
内容説明
死の翌日発見された名宛人不明の恋文。秘められた恋を破綻させた「運命の一撃」とは―。新資料と緻密な論証によって「世紀の謎」を解決する。
目次
第1章 謎の手紙
第2章 ベートーヴェンと女性たち
第3章 ヨゼフィーネかアントーニアか
第4章 “手紙”を読み直す
第5章 ボヘミア旅行の謎を解く
第6章 運命の不意打ち
終章 それぞれのその後
著者等紹介
青木やよひ[アオキヤヨヒ]
1927年生まれ。『ロマン・ロラン全集』の編集に携わるかたわらベートーヴェン研究に着手。70年代以降、大学や市民講座で女性学を講じ、現在、日本音楽学会、比較文明学会会員。著書に『フェミニズムとエコロジー』―新評論、『ボヘミア・ベートーヴェン紀行』―東京書籍、『図説・ベートーヴェン』―河出書房新社―など
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