出版社内容情報
日本美術の流れがわかる時代区分を重視した体系的な編集。豊富なカラー図版と、国際化の時代にふさわしい視点による編集により、美術品や文化財への興味が倍増する本格派美術全集。
内容説明
大雅・蕪村らの文人画派、応挙・呉春らの写生画派、個性と奇想の画人、そして江戸琳派と復古大和絵。かつてない活況を呈した画壇と、民間の工匠が登場し、新しい技法と様式が創出された建築界。
目次
江戸時代中・後期の画壇
絵画と現実―若沖・蕭白・蘆雪の場合
伝統への復元―江戸琳派と復古大和絵派の場合
日本の文人画家の真景図について
真写の時代―江戸時代の画壇とその社会的文化的背景
江戸時代の後期の建築
民家の造形美