古代史の論点〈4〉権力と国家と戦争

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古代史の論点〈4〉権力と国家と戦争

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  • サイズ A5判/ページ数 318p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784096265048
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

従来の年代別構成を打破し、テーマ別構成で古代史観を激変させる全6巻の登場です。 続々と発掘され発見された考古学の成果と、最先端の科学的手法をもとに、古代の実像を現代の視点から解明します。旧説の紹介と現状の論点をズームアップし、旧来の先史時代認識を打破し、予想を超えた豊かな古代日本の実像を示します。カラー口絵をはじめ、本文中にも多数の図版を掲載。遺物・遺跡の最新の写真や実測図復元イラスト、地図など、ビジュアル面も充実させました。

相次ぐ考古学の発見が、新聞の1面を賑わせ、「古代史ブーム」といわれる状況がつづいています。その背景には、単に古代の日本にロマンを求め、日本人や日本文化のルーツを知りたいという気持ちだけでなく、激動の現代を生きる人々の不安があるのではないでしょうか。 そうした問題意識から本シリーズでは、膨大な最新の考古学の成果から本質的な問題を抜き出してテーマ別に論じます。人類の歩みを大きな視野でとらえ、古代人の奮闘と知恵を知り、文化の多様性を再認識することにより、21世紀を目前にひかえ、自然環境との共生が叫ばれる現代の諸問題を考える手がかりが得られればと考えています。 本巻では、邪馬台国の有力候補地とされる奈良県の纏向遺跡の発掘や、黒塚古墳の三角縁神獣鏡の大量出土などの歴史的な意味を追求しながら、権力の発生と国の成り立ち、戦争の起源と拡大などについて考察します。

内容説明

黒塚古墳の三角縁神獣鏡と邪馬台国の関係は?国の成り立ちと戦争の起源をさぐる。

目次

巻頭座談会「権力と国家と戦争」
縄紋社会は階層社会か
年代論と邪馬台国論争
古墳時代は国家段階か
倭王権の列島支配
律令による支配
戦争の始まりと王権の形成
倭国の乱・磐井の乱・壬申の乱
加耶と倭

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

2
1998年初版。昔読んだものですが再読。読んだものをPDF化。山尾幸久氏の論文では、大海人皇子の扱いに特徴がありますね。2019/10/22

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