中公新書<br> 色彩心理学入門―ニュートンとゲーテの流れを追って

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中公新書
色彩心理学入門―ニュートンとゲーテの流れを追って

  • 大山 正【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 250p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121011695
  • NDC分類 141.21
  • Cコード C1211

内容説明

色彩の研究は、ニュートンの実験に始まり今日の色表示体系に至る流れと、ゲーテの観察に始まる、色の主観的な体験の現象学の流れとがあり、そこに両者に欠けた色覚の生理学の流れが加わっている。さらに色には、感情や文化と結びつく複雑な側面もある。この広範囲におよぶ色彩のさまざまな問題を、主要な人物の貢献を紹介しつつ解説する。色彩への実用的知識が要求される現在、その課題にも応えてくれる格好な入門書となっている。

目次

第1章 ニュートンにおける光と色
第2章 ゲーテの『色彩論』と視覚の諸現象
第3章 化学者ドールトンと色覚異常研究
第4章 ヤング‐ヘルムホルツの三色説
第5章 ヘーリングの反対色説とその発展
第6章 一つの目に二種の視覚―フォン・クリースの二重視覚説
第7章 動物の色覚
第8章 光の強度と明るさの感覚―フェヒナーの法則とスティーヴンスの法則
第9章 色を立体で表わす―マンセルとオストワルト
第10章 色を数字で表わす―混色の法則とCIEの表色系
第11章 カッツと色の現象学
第12章 色は波長だけではきまらない
第13章 色の効果
第14章 色と感情

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

49
ゲーテが色彩についての研究を行っていたことを初めて知った。心理学の教科書に出てくるような学者の多くが色彩知覚の研究をしていたこともまとまった形で説明しており、勉強になった。2016/03/26

Saiid al-Halawi

9
寒色・暖色とか、タイトルから想像した心理的効果に関する一般向け雑学はわずかに12~13章のみ。ただし色盲・色弱に関する詳細な説明とそれが色覚研究へ貢献してきた歴史的経緯は相当面白い。2014/04/29

ちぃ

7
まったく専門外の事象をわかりやすく、興味が持てるように説明してくれるのが新書の醍醐味だと思うのだけど、そういう意味でこの本はとても良かった。タイトルから想像する以上に中身はかなり科学的な知見から構成されており、色彩に関する過去の主たる研究について文系の私でもすんなり読めるように構成されている。(数式なんかは理解できないので流し読みましたが…)ゲーテが色彩研究していたのも知らなかったし、色覚異常と、動物の色彩感覚に関する章はとくに興味深かった。2016/06/25

中島直人

4
(図書館)心理学というより、色彩に関するニュートンとゲーテの学説紹介。2022/06/26

田蛙澄

4
ショーペンハウアーの色彩論の副読本として読んだ。ゲーテの色彩論の後継者としてヘーリングの反対色説やオストワルトの色系があったり、補色は網膜の水平細胞や視床の方で処理されてて、ニュートン‐ヤング的な三原色説と両立するものだったというのは興味深かった。面色や表面色のような色彩現象学的な概念は初めて知ったので新鮮だった。波長、強度、純度が必ずしも色相、明度、彩度と一対一対応ではなく、条件次第で振れ幅があるというのも面白かった。ウェーバーやフェヒナー、ラプラスらの光刺激と心理色の数理的な分析もとても刺激的だった。2019/11/22

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