内容説明
ドイツ人がニューヨークで興した世界最高のジャズ・レーベル、ブルーノート。１９３９年の創業からノラ・ジョーンズまで、ジャズ・ファンを魅了し続ける秘密を解き明かす。
目次
世界一のジャズ・レーベルの創業精神
ブルーノートを作ったドイツ人
最初の発売作品
レコーディングはパーティだった
リハーサルにもギャラを払った唯一のレーベル
ブルース・ノートがブルー・ノートに
資本金３００ドルでスタート
初めてのヒット曲
ユダヤ人街の新オフィスとフランシス・ウルフの参画
戦時中のブルーノート〔ほか〕
著者等紹介
小川隆夫［オガワタカオ］
１９５０年生まれ。東京医科大学卒業。１９８１～８３年、ニューヨーク大学大学院留学。帰国後整形外科医のかたわら、音楽（とくにジャズ）を中心とした原稿の執筆、翻訳、インタビュー、イヴェント・プロデュースなどを開始。レコード・プロデューサーとしても数多くの作品を制作。またクラブＤＪとしても東京、ニューヨーク、ロンドンで活動中
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感想・レビュー
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Alice@JazzCafé
3
ドイツ人のアルフレッド・ライオン氏が1939年にニューヨークで創業したジャズ・レーベル、ブルーノートの歴史と名盤誕生秘話。「アーティストのチャンスを潰すことがあってはならない。」と言って専属契約をしなかったプロデューサーのライオン氏。彼のジャズとミュージシャンに対する愛情には、ただのビジネスとしての音楽ではなく、一人でも多くのジャズ・ファンの心に響く音楽を作りたいという情熱を感じる。ところで、自分がよく聴いているビル・エヴァンス（ｐ）やアート・ペッパー、チェット・ベイカーの名前が出てこなかったのは残念。2013/02/02
原玉幸子
0
『音楽の科学』の為に読み返し、思いついたCDを聞き直したのですが、一言で言うと懐かしい！ 15～25歳の頃に聞いていた音楽に感情が引っ張られる傾向があると先述書にも記されてありましたが、それこそブルースや関西のイントネーションの歌を聞いて思い出す記憶や感情が私にはあります。（●2016年・夏）2020/01/18
