認知科学の探究<br> 類似から見た心

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認知科学の探究
類似から見た心

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  • サイズ A5判/ページ数 226p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320094376
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C3011

出版社内容情報

●内容
 人間の認識は、ものごとの間にさまざまなレベルの類似を見い出す能力、そして類似を作り出す能力により支えられている。こうした観点から、本書は人間の類似判断、概念、記憶、思考、発達、創造性について、認知科学の最先端の研究を収録した。雑誌「認知科学」Vol.4,No.4で特集した「類似性と類推」を中心に書き直し、新たに書き下ろしを4編追加している。

●目次
第1章 類似のダイナミクス
1.1 類似のダイナミクス
1.2 伝統的なモデル理論
1.3 伝統的なモデルとダイナミックな類似性
1.4 特徴のダイナミックな重みづけ
1.5 特徴のダイナミックな創出
1.6 ダイナミックなプロセスの解明
1.7 まとめ
参考文献
第2章 さまざまな認知活動にみられる刺激――処理間適合性(なぜ男性はネクタイに似ているのか)
2.1 主題的関連の類似への影響
2.2 実験1:主題的関連の類似性評定への影響
2.3 実験2:共通点,相違点の指摘に対する主題的関連の影響
2.4 なぜ主題的関連が類似性判断に影響するのか
2.5 実験3:分類学的関連の主題的関連性判断への影響
2.6 刺激-適合処理の生態学的妥当性
2.7 二つのプロセスを含む説明の必要性
2.8 おわりに
参考文献
第3章 類似性における構造整列とそのカテゴリー構造への影響
3.1 はじめに
3.2 類似性に関する構造整列説
3.3 類似性,共通性、差異性
3.4 比較の3種の出力に関する証拠
3.5 共通性と整列可能な差異
3.6 整列可能な差異と、整列不可能な差異
3.7 まとめ
3.8 構造整列とカテゴリー表象
3.9 整列可能なカテゴリーの発達
3.10 整列可能なカテゴリーの発達に関する証拠 
3.11 まとめ
参考文献
第4章 帰納推論と類似性
4.1 カテゴリーに基づく帰納推論
4.2 カテゴリーに基づく帰納推論の展開
4.3 帰納推論における構造整列
4.4 おわりに
参考文献
第5章 アナロジーと記憶
5.1 アナロジーにおける自発的想起
5.2 現実の想起とアナロジー
5.3 想起対象候補が複数ある場合
5.4 記憶における主題化と表層要素の捨象
5.5 ベースの学習方法とアナロジーの目的
5.6 まとめ
参考文献
第6章 概念発達と言語発達における類似性の役割
6.1 本章の目的―概念発達と語意学習における類似性の性質と役割
6.2 語意学習のパラドックス
6.3 語意学習バイアスと類似性
6.4 存在論的概念知識による形状類似バイアス適用の制約
6.5 知物に対するラベルの解釈とレキシコンの再編における形状
6.6 位レベルにおけるラベルの般用――形状類似性対分類学的類似性
6.7 こまでのまとめ―語意の学習における類似性の性質とその役割
6.8 似性の概念の発達とことばの学習関係
6.9 幼児の類似性に関する三つの立場に対する評価
6.10 結論
参考文献
第7章 特徴の創造と表象の変化について
7.1 はじめに
7.2 特徴生成に関する経験的な証拠
7.3 認知の相互作用的な見解の概要
7.4 射影と適応による特徴の生成
7.5 提案した見解が与えられるいくつかの示唆
7.6 結論と将来研究
第8章 Metacat プロジェクト――アナロジー構成の自己参照モデル
8.1 はじめに
8.2 Copycatの背景にある哲学
8.3 Copycatアーキテクチャの概要
8.4 CopycatからMetacatへ
8.5 他の研究との関連
8.6 結論
参考文献

目次

第1章 類似のダイナミクス
第2章 さまざまな認知活動にみられる刺激‐処理間適合性―なぜ男性はネクタイに似ているのか
第3章 類似性における構造整列とそのカテゴリー構造への影響
第4章 帰納推論と類似性
第5章 アナロジーと想起
第6章 概念発達と言語発達における類似性の役割
第7章 特徴の創造と表象の変化について
第8章 Metacatプロジェクト―アナロジー構成の自己参照モデル

著者等紹介

大西仁[オオニシヒトシ]
1995年東京工業大学大学院総合理工学研究科システム科学専攻博士課程修了。博士(学術)。放送教育開発センター助手、メディア教育開発センター助手を経て、現在、メディア教育開発センター研究開発部助教授、総合研究大学院大学文化科学研究科助教授。専門は類似性、類似性に基づく推論、コミュニケーション

鈴木宏昭[スズキヒロアキ]
1988年東京大学大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程単位取得退学。博士(教育学)。東京工業大学大学院総合理工学研究科助手、エジンバラ大学人間コミュニケーションセンター客員研究員を経て、現在、青山学院大学文学部助教授。専門はアナロジー、洞察、ヒューマンインタフェースなど
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感想・レビュー

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Haruka Kozuka

0
【知覚・認知心理学】2014/07/24

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