カッパ・サイエンス<br> パンツをはいたサル - 人間は、どういう生物か

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カッパ・サイエンス
パンツをはいたサル - 人間は、どういう生物か

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334060039
  • NDC分類 389.04

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

19
私が生まれるちょっと前に発刊された本。タイトルだけは聞いていましたが、初めて読みました。今の基準からすると軽口の過ぎる書き振りだったり、たぶん、個々の事例も現在は否定されているものが混じっていたりするのでしょうが、それほど古びて感じられませんでした。この40年弱の間に、リベラルアーツは何が進化したのか?2019/08/27

九曜紋

11
再読本。1981年初版。著者・栗本慎一郎は「ニュー・アカデミズム」のブームメーカーの一人で、当時はブームにすっかりハマっていた私だが、この人は、というか少なくともこの著作はコマーシャリズムに寄り過ぎの印象を抱く。このことは著者もまえがきで予め言及していることではあるが、現在の、とまでは言わないが、出版時点の40年前の学問的検証に耐えうるものであったかどうかは疑問である。経済人類学者としての肩書きはとりあえず捨象して読み物として楽しむのが正しい接し方かもしれない。2021/06/07

ひろ

1
それらしい事実や他者の研究を組み合わせ、飛躍した論理をもって著者の言いたいことを言ってるだけ。これがエッセイならよいが「明治大学准教授」などと「学術的に認めうるものである」とでも言いたげな肩書をもって著されておりタチが悪い。結局“内知”なるものの実態は何もわからず(アインシュタインは学校教育を受けなかったから天才なのだというのは名誉毀損に近い)、人類のどのような社会も近親姦や食人を禁じてるのは「禁じてるから禁じてるのだ」というトートロジー。本書を真に受ける人、似非科学にハマらないよう気をつけた方が良い。2021/02/06

白うさぎ

0
内容は通俗的。でも、私は大学生の頃、この本にはまり、本のジャンルの中に「思想」といういものがあるのだと知った。2012/02/08

とんび

0
軽い語り口だが、なかなか示唆に富む内容かと。遊びは過剰を作り破壊するものであり人間の本質もそこだ。2010/02/11

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